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西郷どん! 上製版 前編

西郷どん! 上製版 前編

西郷どん! 上製版 前編

作家
林真理子
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-11-01
ISBN
9784041039939
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西郷どん! 上製版 前編 / 感想・レビュー

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starbro

林真理子は、新作中心に読んでいる作家です。本書は2018年大河ドラマ(視聴予定)の原作ということで読みました。https://www.nhk.or.jp/segodon/ タイトルは『さいごうどん』だとばかり、思っていたのですが、『せごどん』が正解でした。前編は、立身出世青春編といった趣です。幕末の薩摩は密貿易で利益を上げて裕福な藩だと思っていたのですが、実は貧窮していたんですね。トータルの感想は後編読了後に。

2017/12/02

chimako

西郷隆盛……情に厚く、義を重んじ、男の中の男 そんなイメージがあった。『西郷どん!』は小説なので作り上げた場面も多いだろう。が、実在した人物である。大河ドラマの放映も始まった。鈴木亮平の熱演を横目に 本を読む限り、何だか嫌なヤツなんじゃないかと思ってしまう。斉彬を崇拝し、斉彬の頼み事は絶対であり不可能などない。民のことを考え民の幸せを願うが、一番身近な家族の幸せをどう考えていたのか。夫婦になった後、妻である須賀には指一本触れぬ惨い仕打ち。西郷には西郷の考えもあろうが独りよがりで傲慢である。さて、下巻。

2018/01/30

よむよむ

西郷隆盛を主役にした小説を読んだことがないので、良くも悪くも寡黙で一途で忠義に厚い男というイメージしかなかった。今年の大河ドラマの原作が林真理子さんと知り、この機会に手に取ってみた。こちらの原作は西郷さんの息子、西郷菊次郎が部下に昔物語として父のことを語っていく。その為か、尊皇攘夷など幕末の血なまぐさい史実よりも、西郷さんの人と成りを中心に描かれていて読みやすい。まだ前編だけだが、こんなに人間味溢れた人物とは思っていなかった。すっかり魅了されました。

2018/01/09

大福

今年の大河ドラマの原作とのことで読んでみました。西郷隆盛のイメージが変わるようなお話。すごく男同士の熱いストーリーかと思っていたがそうでもなくとても読みやすい。後編が気になる。

2018/01/05

優希

面白かったです。フィクションの要素が強めなのでしょうか。島津斉彬に仕え、時代を翻弄する吉之助。しかし、時代は井伊直弼の支配となり、吉之助は琉球へと流されるのが皮肉なところでした。大河ドラマはこの辺りまでですが、先取りで下巻も読みます。

2018/06/01

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