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繚乱 (角川文庫)

繚乱 (角川文庫)

繚乱 (角川文庫)

作家
黒川博行
毎日新聞社
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-03-25
ISBN
9784041039984
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繚乱 (角川文庫) / 感想・レビュー

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サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

「堀内・伊達シリーズ」「悪果」の続編。不祥事で警察を退職した伊達と堀内。今度の仕事は不動産屋の調査員。と言えば聞こえはいいけど、一癖も二癖もある怪しげな仕事。彼等が手掛けるのはパチンコ屋の競売案件。ポンポンと飛び交う軽快な関西弁の会話に乗って話は進み、600ページを超える長編だけどそんなことを感じさせない。億単位の利権に群がる警察、ヤクザに不動産屋。「繚乱」というタイトル通りに悪い奴らが入り乱れる。ほんと黒川さんの作品って「悪い奴」しか出てこない(笑)。競売って素人が手を出せる物件じゃないね。★★★★

2016/09/09

🅼🆈½ ユニス™

積読している本はどうしても気になる。この作品も気になっていた一冊だった。読んでみると「螻蛄」や「破門」 には多少物足りない感があった。かと言って決して面白くない訳ではない。薄汚い世の中を黒川テイストでテンポ良く導いてくれる。元今里署暴担刑事二人の堀内と伊達の極道警察小説!面白かった。黒川博行さんの大ファンである私は是非とも続編を期待したい。?

2018/06/10

Shinji Hyodo

『悪果』の続編。極道刑事堀内と伊達のコンビがまたぞろ巨悪に挑む痛快アクション長編。もっとも、前作で警察バッジを失った二人がこれまで通りに無茶できる筈は無い…と思いきや、やってくれます変わらずに。堀やん死ぬなよ!

2017/11/01

GAKU

元マル暴担当悪徳刑事、堀内・伊達シリーズ2作目。今回は競売物件に関わる案件で一攫千金を目論む。悪徳実業家、ヤクザどころか現役刑事相手にも一歩も退かずイケイケで突き進んで行く二人に目が離せません。とくにヤクザ嫌いの伊達の暴れっぷりは爽快です。そしてラストはやはりこうなるかと。再読ですが今回も楽しませていただきました。1作、2作再読し復習を終えたところで、いよいよ新作の第3作を読もうと思います!

2017/03/22

五右衛門

読了。警官シリーズ第2弾!(弾きすぎ!元警官が)やっぱり読んで損させまへん。イケイケ度合いが前作にも増していました。やくざをいわしてしまうわ巨悪(元警視正ほかOB)を狙い撃ちして橋の上から吊るしてしまうわ留まる事を知らず突っ走るスピード感堪りません!けれど最後やられたらやり返す代紋で喰ってるやくざからの仕返し、大丈夫なの?たぶん何かあるんやろうな位には思ってましたが・・・作者さん次回作あるのん?このコンビ復活させてまた暴れさせてください。けれど警察、警察OB、なかなかおいしいシノギしてるんですね。

2019/07/11

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