ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫)
ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (角川文庫) / 感想・レビュー
スズ
カイユと後藤の野良犬の里親探し、芹澤と片桐の駄菓子屋お留守番事件簿、マレンと名越のベルマーク一攫千金計画、成島と彼女の今の居場所を守り続けてくれた一人の吹奏楽部員との淡い邂逅を描いたハルチカシリーズ番外編。本編での絡みが少なかった部員達の絡みが面白く、おでんの釣り銭事件で駄菓子屋の店番をする事になった際の芹澤と片桐の音楽と吹奏楽部に対する述懐は胸に刺さるものがあり、片桐が部長を務めていた事が南高吹奏楽部の多くの財産になっていた事をひしひしと感じました。退出ゲームの没シナリオにもクスッと笑わせてもらいました
2019/03/10
カメ吉
少し息抜きな一冊。『ハルチカ』シリーズの番外編で本編でも濃い脇役キャラたちのちょっといい話の短編集でした。ハルタとチカの主役コンビはほとんど出番なしでしたが十分面白く最後はとてもいい話で今後の本編シリーズがより楽しみになるような一冊。 『ハルチカ』シリーズは脇役キャラも魅力なんだと再確認しました。
2017/03/21
だんじろー
ハルチカファンには堪えられない脇役ストーリー。何より文庫書き下ろしっていうのが嬉しいじゃないの。それぞれの個性が活かされた設定と脚色、堪能させていただきました。教頭先生が、生徒とタメ口というのはいかがなものかと思ったけれど、まあ本筋とは関係ないからまあいいか。
2017/04/01
ダイ@2019.11.2~一時休止
短編集。サブキャラメインのハルチカ番外編。なかなかイイ感じでした。ただ個人的な問題ですが武田さんのユーフォシリーズを最近読んだんでキャラが混ざって混乱。
2017/03/14
enmys07
番外編と言いつつも、シリーズを支える重要な作品にではないかな。 脇を固める人物達を描ききった作品で面白かった。
2017/03/03
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