牛姫の嫁入り
牛姫の嫁入り / 感想・レビュー
ひろ
猫弁シリーズを読み終えてしまい、寂しいと思っていたところに出合った「牛姫の嫁入り」。いやーっ良かった!面白かった!素晴らしかった!派遣忍者のコウが、牛のように太ってしまった姫をダイエットさせるという始まりだが、派遣忍者というところからして面白い。ダイエットの方法がなるほどと思わせるし、そこもまた凄く面白い。ハラハラし、ドキドキし、ワクワクし、メラッときて、ジーンとなり、うふふっと笑い、しんみりして、ほのぼのする。憎悪以外のあらゆる感情が胸に迫った。続きを読んでみたいなあ。大山先生是非是非書いてください。
2018/03/02
takaC
改題せずとも『三日月夜話』のままで良かったのでは?と思った。文章だけで重姫の美しさがうまく伝わらなかったのが残念かも。
2018/03/29
ダイ@2019.11.2~一時休止
誘拐見合い命じられた忍が主人公。時代物ですが読みやすい。読み終わった後で表紙(表・裏)を見るとイイ感じ。
2016/06/18
Yoshihiko
面白いエンターテイメント時代劇でした。重姫は本当にいい姫でした。忍びのコウも格好良くて、映像化してほしいな。
2016/06/29
もんらっしぇ
読み友さんに教えていただく。すみませんこの作家さん知りませんでした。こんなの時代小説の設定じゃなくてもとか時代考証めちゃくちゃではと仰る方。いいじゃないですか面白ければw とはいえやはりキャラを立たせる、物語を自由に膨らませるとか、この舞台設定は必要だったと思います。テーマは愛情。封建・身分制度・古くからの因習を背景にした純愛物語でもあり身分を超えた女性同士の友情物語でもあり。それと見逃せないのが主従の関係。脇を固める守り役・佐久や家老・青木の心の変化も見逃せません。思いがけず楽しませていただきました。
2019/11/03
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