さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット4 (角川文庫)
さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット4 (角川文庫) / 感想・レビュー
ゆかーん
シリーズ4巻目。今回は短編集でした。高校に入って初めての奉仕クラブ活動の話や、春崎美空がケイのお見舞いへ出向く話など、各々の心境の変化を描いた作品が収められています。中でも特に印象に残ったのが、『さよならがまだ喉につかえていた』です。リセットを使ったことが原因で、相麻菫が亡くなったと感じている、美空とケイの葛藤の話が描かれています。リセットは誰かを不幸にもするし、助けることもできる能力だからこそ、むやみに使うことに責任を感じているようです…。リセットに縛られながら生きる、傷ついた2人の姿が辛かったです。
2017/04/30
もも
シリーズ4巻目。短編集。相麻菫の死により、リセットが使えなくなった春埼。ケイと春埼は自らの感情と向き合う。何故、彼女はリセットを使えなくなったのか。何故、彼は彼女にリセットを使わせたいと願うのか。お互いが無自覚ながら大切に想い合っていても、どこか歯車が合わない。相麻菫が願い、狙っていたことは何だったのか。その答えがおそらく次巻以降で明らかになるのかな?この巻は小休止のよう。個人的には春埼さんが好きなので、彼女メインな話が多く嬉かったです。お見舞いに行くのかどうか悩む春埼さんが可愛いすぎる。
2017/03/05
Junichi Yamaguchi
『稀少と特別』… 短編サイドストーリー的な… 各々が秘めた ほのかな恋心に潤う。次巻から大きく動き出す予感に期待が高まる。。
2017/01/23
あむぴの
シリーズ4作目。短編集。相麻菫の死の核心に迫るかと思いきや、まだ多くを語っていない。リセットができなくなるかもしれない。確かに、この能力を使うことは、デリケートな問題なのかもしれない。2010年12月、角川スニーカー文庫。2016年12月、角川文庫。
2017/05/12
さばかん
いわゆる一つの短編集。 ある日の春埼さん好き。 春埼の声は低いって作中で言われてるけど、CV花澤香菜とは此れ如何に。 無意味な会話……私も取り入れてみようかしら。
2017/02/03
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