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片手の楽園 サクラダリセット5 (角川文庫)

片手の楽園 サクラダリセット5 (角川文庫)

片手の楽園 サクラダリセット5 (角川文庫)

作家
河野裕
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-01-25
ISBN
9784041042090
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片手の楽園 サクラダリセット5 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ゆかーん

シリーズ5巻目。ようやく相麻菫が復活し、彼女を「普通の女の子にしよう」と決意する浅井ケイは、現実そっくりに作られた夢の世界で平穏に生活するための実験を行います。しかし、そこでも新たな能力の問題に衝突してしまうのが、彼にとってのお約束の展開なのでしょう。偽りの夢の世界を作った片桐穂乃歌を救うため、『幸福の青い鳥』のチルチル、ミチルになぞられた事件を追いかける先にあるのは幸福か不幸か、どちらなのでしょうか?一つの事件を解決しても、新たな事件が発生してしまう咲良田の謎は、まだまだ解き明かされそうにありません。

2017/05/12

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

時間軸は再び現在へ。生き返った未来視の能力を持つ相麻菫を普通の少女に戻す。そうするには咲良田から出すしのが善策と考えたケイは、そのために、眠り続ける女性の夢の中に入る理こむことに決める。奉仕クラブの一環としてリセットを使えば2日で終わる作業。しかしリセットした途端、猫の心を読む野ノ尾が現れ、リセット前と違う自体が訪れる。相麻菫のたった一つの願いとは?NO.407とは?夢の世界は所々濃霧に覆われ、東西が反転。神チルチルと少女ミチルの世界。野ノ尾と猫屋敷の老人の物語。楽園に閉ざされた少女救う物語。

2017/01/27

さばかん

今までで一番面白かったような気がする。やっぱ相麻菫の存在は大きい。そして変わりかけて心の中で葛藤する春埼さんもとても良い。内容に関してはまぁ何が正しくて何が悪いのかとか、正しければ善なのか、間違いは悪なのか、とか、基準は何なのかとか、法律なんてワードは出てこないし、まぁ哲学は人それぞれだし、何が言いたいかって法に依らない善悪なんてどうでもいいって感じ。水掛け論だし平行線だし。あともっとどうでもいいことだけど、どうもアニメの声優のチョイスがズレてるような気がするんだがまぁどうでもいいことです。

2017/02/24

きっしぃ

シリーズ5作目。何でも願いが叶う夢の世界に閉じ籠ってしまった少女、管理局からの依頼とともに、菫を咲良田の外に逃がすための実験を行うケイ。女の子の心は複雑だねー。リセットをしたことによって失ってしまったもの、菫の目的、そしてタイトル“サクラダリセット”の意味に、そっちかー!と!やっぱりシリーズはまとめて読むに限るな。

2020/05/01

Junichi Yamaguchi

『鳥かご』… 登場人物の一人ひとりの心の中を覗けたような一冊になった。 しかしながら、「リセット」で失うものには少し心が傷む。。

2017/02/16

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