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少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7 (角川文庫)

少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7 (角川文庫)

少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7 (角川文庫)

作家
河野裕
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-03-25
ISBN
9784041042113
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少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ゆかーん

シリーズ最終巻。咲良田から能力が消滅し、相麻菫が普通の女の子として存在する世界。この偽りの世界から、能力の存在する正しい世界に戻そうと、浅井ケイは「リセット」を使い、浦地正宗の計画の阻止に成功します。しかし、ケイの行動は果たして本当に正しかったのでしょうか?能力はあくまで「道具」でしかないのだとしたら、「偽り」を「本物」に正す行為に意味があったのか分からなくなりました。膨大なストーリーのように感じていましたが、全てはケイが自分自身の悲しみを消し去るために起こした、身勝手な行動だったのかもしれません…。

2017/06/16

Junichi Yamaguchi

『リセット』… シリーズ最終巻。 泣くのが苦手で臆病な主人公の優しさに満ち溢れた物語だった。 少しばかり「ロス」をあじわいそうだ…

2017/05/10

さばかん

最高に優しい物語だった。    やっぱ相麻菫が大好きだ。    そして春埼美空が好きだ。    主人公頑張った。めちゃくちゃ頑張った。   咲良田オールスターズが頑張った。     キャラクターに恵まれた良い小説だった。    相麻菫と春埼美空のダブルヒロイン最高だ。    面白かった。

2017/04/07

masa

ガダラの豚に触発され超能力もの。7分冊と長いので躊躇しつつも評判を信じて手にしたが、結果的には大正解。咲良田(サクラダ)市に住む多くの住民は、その街の中でだけは能力を使える。ヒロインの能力はリセット。時間を戻すのではなく、記憶をなかったことにして再構築させる。単体では繰り返しにしかならないが、主人公の記憶保持と合わさることで、過去を変えることができる。事故で亡くなった友人を生き返らせようとすることから始まる物語は、思わぬ方向へ壮大に拡がっていく。疾走感溢れる完璧な伏線回収は読者を酔わせる著者の『能力』だ。

2017/12/30

ソラ

スニーカー文庫版でも読んでいたけれど、アニメ化を機に再読。当時はそこまで刺さらなかったのだけれど設定や人物を整理してから読み返すと本当に良い作品だなと実感。キャラ読みしてしまう自分としては菫に感情移入して読んだのだけれど、菫のケイへの想いが切なくてめっちゃ好き。

2017/07/09

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