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甘い復讐 (角川文庫)

甘い復讐 (角川文庫)

甘い復讐 (角川文庫)

作家
樋口毅宏
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2016-07-23
ISBN
9784041042243
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甘い復讐 (角川文庫) / 感想・レビュー

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hit4papa

6作品からなる短編集。相変わらずの破壊力。そして、R-18(と思う)。主婦の愛人となった男の正体は『甘い復讐』、胸くそヤローの行く末は『永遠とドラゴン』、披露宴での衝撃ビデオ上映とその真相『さくらの結婚』、とある芸者の悲恋語り『ある芸者の証言』、リアルダンジョンゲームの顛末『十階建てのラブストーリー』。そして、著者の近況報告?『余生』。基本的に著者の作品に爽快さを求めてはいけませんが、予想通りのどんより感を味わいます。まぁ、バリエーションに富んでいる作品集、とは言えますか。アンダーグラウンドですね。

2024/04/10

みぃな(みひな)

借りといて皆さんの感想を見て、私には無理かと思っていたら読みやすく意外とおもしろかった。タワーオブラブな話は独特で発想は良かったです。全体的に私の好きなほんわか物とはかけ離れていたので新鮮な世界でした。

2016/12/11

satoo

うーん、いかにも樋口作品らしいゲスい話が目白押しの短編集。恐れを知らない建前なしのストレート過ぎる表現、キライじゃないです。ただ、どちらかというと長編の方が好きかもしれない。

2017/10/09

TOSHI

シチュエーションが色々な短編集。どの作品も欲望剥き出しで思いのほかエグい。歪んだ感情が各作品形を変えて表れていて、どれも下司いこと極まりないのだが、そんな黒い感情が己の中には無いのかと思うと少し心がザワつく。他人が羨むような場面や、見方を変えれば美しい愛情もぶっ壊してしまう破壊衝動が赤裸々に語られていて、ゲンナリしながらももっとやってしまえとどこかで思ってしまう、こんな作品もたまにはいいかなと思う。

2017/02/05

** みく **

初読み作家さん。 十階建てのラブストーリーは入り込めず、飛ばした。 「甘い復讐」はなかなか怖い復讐だった。 全てにおいて男性らしい話。

2016/12/07

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