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キマイラ 18 鬼骨変 (角川文庫)

キマイラ 18 鬼骨変 (角川文庫)

キマイラ 18 鬼骨変 (角川文庫)

作家
夢枕獏
三輪士郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-01-25
ISBN
9784041042380
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キマイラ 18 鬼骨変 (角川文庫) / 感想・レビュー

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おかむー

一月末には出てたのを見落としていた角川文庫版キマイラ18巻。久々に現在の物語が進んだこの巻だが、主人公・鳳吼の出番はなし(笑)。『よくできました』。ヒトの形を留めぬまでにキマイラ化の進行した久鬼麗一との対峙。本格的に物語に復帰した龍王院弘。もはや九十九と並ぶ実質主人公のひとりになりつつある菊地。そしてこの巻終盤では随分なかった冒険的物語りへ向かう展開。作品が始まってかれこれ30年だけど、作中ではまだ1年程度の時間経過。今回のあとがきでは著者自身が年齢的なことも含めて作品の終わりを考えている発言が興味深い。

2017/05/13

ここからようやく未読領域に突入。過去編も終わり、停滞していた物語が動き出した。この広がりすぎた風呂敷をどう畳むのか。しかし改めて思うのは、やはり夢枕獏の作品の主体は男なんだなぁ、ということ。深雪の危機にあまり切迫感を覚えないんだから(笑) いっそこのまま続きはノベルス版で読んでしまおうかな……。

2017/01/26

なつみかん

物語時間は遅々として進まぬが〜(読者時間で約30年、登場人物時間で約1年)まぁ、それでも僕には面白いので〝好し!〟としている。

2017/03/11

ごましお

久鬼と九十九、友人同士の再会が叶います。 久鬼は新しい段階へ?? あとがきの言葉が気になりますが、最初の構想とは違った結末になるとのこと… 大鳳と久鬼、二人にとって幸せな結末を期待したいですが…なんだかそうはならないような気も…

2017/10/18

源次/びめいだー

キマイラシリーズが世に出てから、長い年月が過ぎました。この巻の段階では未だ終着点が見えませんが、できるかぎりこの物語のゆくすえを見守りたいと思います。

2017/04/05

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