逸脱捜査 キャリア警部・道定聡 (角川文庫)
逸脱捜査 キャリア警部・道定聡 (角川文庫) / 感想・レビュー
しんたろー
友人から戴いたのに悪口になりそうで悩ましい…ネガティブだらけの感想は嫌いなので。キャリアなのに左遷された道定警部と美人なのに無気力な山口刑事のコンビもの…「脱力系コメディ&ミステリ」を狙っているのは理解できるが、如何せんキャラ設定が薄くて全くリアリティがないのと、共感できる心情がゼロなのが残念。ミステリ部分も私でも簡単に真相が読めてしまうレベルで、う~ん……。幅広いジャンルを描く腕前は敬服しているし『炎の塔』や『誘拐』など人に勧めたい作品も多数あるだけに、名を汚さないようにして欲しい。辛口でスミマセン!
2019/10/31
nemuro
“しりとり読書”114冊目。既読は、①『土井徹先生の診療事件簿』(2015年8月読了)、②『学園天国』(函館市中央図書館/同年11月読了)、③『1985年の奇跡』(市立富良野図書館/2017年11月読了)、④『キャリア警部・道定聡の苦悩』(同図書館/同年12月読了)の4冊。函館勤務2度目の2015年7月。週末、ふらっと訪れた青森、『宮脇書店青森本店」で中村佑介氏のカバーイラストに惹かれて買った①以外は図書館本。これは再読だなぁと感じていたら④が改題されて文庫化の本書。それがあっての「い」で始まる本だった。
2024/06/28
達ちゃん
軽くサラッと読めて面白かったです。山口ヒカル恐るべし。
2020/08/04
ミー太郎丸
キャリア警部の道定が、警視庁捜査一課に配属され、変わり物の女刑事山口ヒカルとコンビを組んで難事件に挑む短編集。一編ごとに少しずつ成長する道定警部が感じ取れ、内容も分かりやすく読めました。ただ、著者の五十嵐貴久さんの他の作品に比べると、ちょっぴり物足りなさを感じました。
2016/12/09
下町ロコモーティブ
*装丁や題名が格好良く手に取った。実態は、東大卒のキャリア警部、道定聡は身長160cm、体重75キロ、25歳ではあるが40歳としか見えないマザコンであった。パートナーとなる身長175cm、スーパー・モデルの様な美女の山口ヒカル巡査部長からはミチサダ警部ではなくドウテイ警部と声高にからかわれていた。山口は一見やる気がなさそうであったが早く家に帰って好きなAVを見たいがため数々の事件に名推理を働かす。殺人事件が絡む短編集ではあるが肩に力が入らず吹き出しっ放しの珍しいミステリーであった。
2017/06/14
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