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まことの華姫

まことの華姫

まことの華姫

作家
畠中恵
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-09-28
ISBN
9784041046432
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まことの華姫 / 感想・レビュー

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しんごろ

江戸の日常ミステリーというのかな?読んでる時の体調もあるとは思うんですが、ちょっとわかりづらい所や無理矢理っぽいのもあって、あまり入りこめませんでしたね。設定とか、江戸の庶民の生活もなんとなくわかって良かったんですが、惜しいという感じでした。ただ山越の親分の面倒見の良さはいいですね。自分も山越の親分の面倒見の良さは見習いたいですね。シリーズ化の要素を残して終わった感じがしますので、もし第2弾が出るようなら、次作に期待したいです。

2018/05/24

雪風のねこ@(=´ω`=)

高僧が掘った井戸から掬い上げた玉を両目に持つと謂う"お華"はまことを見抜く。謎解きものであるがさほど剣呑とならないのはお華が代弁するからだろう(コナンと同じ効果と言えば分かり易い)。月草が代弁している訳だけれど、そうとは思わせない口振りが妙とも言える。最近の小説では女性が男勝りな喋り口調になっているなと感じていたが、珍しく終助詞に「わ」が付くと思ったら男だったとは…複雑な心境だわ。閑話休題。話として面白い設定だと思う。だが設定故にキーとなる月草の影が薄いのが難点とも言える。(続く

2017/04/10

たんぽぽ

畠中さんの新しいキャラクター誕生ですね。なかなか魅力的です。 月草が人形を操ることで真実を語っているのか?華姫が月草の力を借りて、己の意思で語っているのか…曖昧にわからなくなってしまうところに惹かれます。 続編(たぶんあるのでしょうね)が楽しみです。

2016/10/29

佳音

読みやすくておもしろい。あっちゅうま。日曜日の朝6時から2時間たたないで読了。続編求む。

2017/04/30

baba

装画の様な美しい姫君の話かと思っていたら、地味な月草が腹話術を使った人形であった。弱気な月草なのに、人形の華姫は思ったことを口に出し、信元の華姫と言われる。序で語られる内気さと違う、勝ち気なお夏と月草のコンビで解決する問題はどこか切なくて、真実を知りたい人間のエゴが更に切ない。畠中さんの安定の優しさで最後はホッコリしました。

2016/12/12

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