ティターンズの旗のもとに〈上〉 ADVANCE OF Z (角川文庫)
ティターンズの旗のもとに〈上〉 ADVANCE OF Z (角川文庫) / 感想・レビュー
Comit
積読本〜本書の設定はZガンダム「グリプス戦役」後、地球連邦軍内で戦犯扱いされた旧“ティターンズ”青年士官にかけられた4つの嫌疑について法廷闘争を通して闇に葬られた真実を追い求めるサイドストーリー~回想シーンでは、最新鋭の試作機を駆り、任務に赴き死地を切り開きながら成長していく姿、家族のようなチームの絆が描かれており、論争シーンでは、元軍人弁護人が命懸けで無実の証拠を集めていく過程がアツかった。2つは論破!!残るは2つ、敵前逃亡と最新鋭機のロスト、下巻が楽しみ✨
2021/06/20
GM職員
アニメ「機動戦士Zガンダム」の外伝小説で、著者は警察小説で知られる今野敏さん。そのせいか、なんと軍法会議を舞台とする法廷サスペンスでした。 戦時中の罪を問われた主人公の現在と過去が切り替わりながら真実に迫る構成で、先が気になるように巧くできています。 ただ、魅力的な登場MS(作中のロボット兵器)群のイラストが全く無いのは難点。ネット検索できるとはいえ、せめて巻末のオマケで各MSのイラストとデータが欲しかった!基本的にティターンズ嫌いですが、主人公には助かって欲しいと思ってしまう僕も単純だな(苦笑)。
2017/10/19
ジョン
一人の青年が死刑にされようとしていた。彼の名はエリアルド・ハンター。かつてエリート部隊のティターンズのテストパイロット部隊に所属していたのだが、グリプス戦役後の軍事裁判により、戦争中に犯した罪を咎められていた。元パイロットで今は法務官をしているコンラッド・モリスは、軍務を忠実に果たしたエリアルドの無実を晴らすべく、困難な裁判に臨む。果たしてコンラッドは、エリアルドに課せられた四つの罪状を覆すことができるのか。……Zガンダムの外伝。あまり引き込まれなかった。下巻、どうしよう。
2017/11/06
HANA
ガンダムを題材にした軍事法廷を中心にその罪状に関わる話を交えながら進んでいく話。時間軸はグリプス戦役後の話。IGLOOのような雰囲気になるのかと思ったけれどそんなこともなく。これは今までと結構違う視点な感じなので面白い。まだ上巻で順調に進んでいるように見えるけれどこれからどうなるか下巻が楽しみ。
2016/10/14
活字スキー
警察ドラマで人気の今野さんがガンダムを書くと……なるほど、こう来たか。TVシリーズで言うところの『Z』の直後、とある青年中尉がかけられる軍法会議の進行と、彼のグリプス戦役時の戦いという二つの時間軸を交差させつつ、ワクワクしながらどんどん読み進められた。リアリティはさておき、とにかく楽しくて読み易い今野節が相変わらず心地好いのだけれど、大した説明も無しに様々なMSが出まくるから、全くのガンダム素人にはキツいだろうな……。「ちゃんとした」ガンダムの登場は下巻で!?
2016/09/20
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