宝を探す女 (角川文庫)
宝を探す女 (角川文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
これも昔「カプグラの悪夢」という題名で出されていた短篇集です。岡坂神策シリーズの3作目の短編集。この5つの作品の中ではエンターテイメントとして面白いのは表題作とカプグラの悪夢でしょう。かなり工夫されていて込み入った感じがします。「カチンの森」の事件をあつかった「暗い森の死」も筆者の思いが伝わってきて力作という感じがしました。
2017/12/31
かおる
岡坂シリーズは、前作の「緑の家の女」で知りました。今回も小洒落た感じの作風で面白かったです。あとがきでシリーズ1作目の本がわかったので読んでみたいです。
2017/04/30
stobe1904
【岡坂神策シリーズ短編集】5つのミステリ短編から構成されている。岡坂シリーズのテーマであるスペイン近代史に関する作品はないが、幕末埋蔵金、第二次大戦下のカティンの森虐殺、有名女優から依頼された恋人の尾行、等バラエティにとんだテーマで読者を飽きさせない手腕は相変わらず健在。他作品同様、安心して楽しめるミステリ短編集だった。★★★★☆
2020/06/14
かこ
「現代調査研究所」を営む岡坂紳策シリーズ3作目。1、2も読むぞー。
2018/08/29
go
安定の面白さ。転落のロンドが一番面白かったかな。岡坂神策と中学校の組み合わせが異色
2022/03/05
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