KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

気障でけっこうです (角川文庫)

気障でけっこうです (角川文庫)

気障でけっこうです (角川文庫)

作家
小嶋陽太郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-11-25
ISBN
9784041047637
amazonで購入する Kindle版を購入する

気障でけっこうです (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

papako

楽しかった!アンソロジーの『シャイセ』が気になっていて、デビュー作のこちら。公園にすっぽり埋まっていた七三分けの銀縁メガネ。助けようとした女子高生のきよ子、車に撥ねられ大怪我して入院。そして七三分けは死んで幽霊シチサンに。彼はなんで埋まっていた?なぜ幽霊になったのか?ラストはきよ子の親友キエちゃんの活躍で敵をやっつけるも、シチサンはルール違反で消えてしまう。『気障でけっこう』ほろっとさせられる。これは文章の好き嫌い分かれそうだけど、私は楽しめた。他の作品も機会があれば読みたい。

2021/11/30

りょうこ

これもなんとなーく買った本。ちょっと読みにくい文章回しもありましたが...全体的には好き。この作者さん..他のも読んでみたいな!ってか読む!おとめの流儀が気になる。なんと!薙刀物だ(笑)元薙刀部員としては読むしかあるまいw

2016/12/22

よっち

女子高生きよ子が公園で出くわしたのは、地面に首まで埋まったサラリーマン。助け出そうとするも途中で車にはねられ病院へ。その後入院したきよ子の前にその男・シチサンが幽霊として現れ取り憑いてしまう青春小説。最初は独特のテンポで斜め上の展開が続く物語なのかと思っていましたが、シチサンが現れた理由が明らかになる後半以降は、身の丈に超える問題に巻き込まれたきよ子が、強烈なキャラの友人キエちゃんと奮闘する急展開で、終わってみれば掴みどころのなかったシチサンの想いと矜持もきちんと感じられるいい感じにまとまった物語でした。

2016/11/27

た〜

もっとお馬鹿な話かと思いきや・・・いや、やっぱり結構お馬鹿か。「公園に、おじさんが生えている」というお馬鹿なところから話が始まるり、更にはそのおじさんが幽霊になって現れる。ますますお馬鹿かとおもいきや、結構シリアスな展開に、なのになぜか神様とやらが妙にお馬鹿で・・・ おまけの短編は友達であるキエちゃんの話。こちらもいい感じに力が抜けていて面白かった

2016/12/10

信兵衛

女子高生と幽霊の漫才的やりとり、同級生のびっくり仰天な行動ぶり、そして語りのテンポの良さが楽しい作品。

2017/09/07

感想・レビューをもっと見る