冬の保安官 新装版 (角川文庫)
冬の保安官 新装版 (角川文庫) / 感想・レビュー
森オサム
ノンシリーズの短編集。上手く行けば連作を構想したのかも、な終わり方の作品も有ったが、そうなったのは「ジョーカー」だけと言う事で、推して知るべし,で少々残念な内容。しかも著者の良い読者では無い私は、目玉の書下ろし「再会の街角」を読んでも誰が誰だか分からないと言う体たらく。では全くつまらなかったのか、と言うとそうでは無く、「湯の町オプ」は長編で読みたかった位魅力的な設定だし、「カモ」も中年以上の年代にはジワリと染みる好編だったと思う。とは言え、多数の著作が有る大作家です、本作を敢えて選ぶ理由は余り無いかと…。
2022/06/25
Syo
さすが です
2022/03/23
りちゃ
どっぷり、ハードボイルドに浸っていたところへ、まさかの「ローズ」で一気に異次元へ。そして締めの「再会の街角」これは最高だ。ここであの高校生に出会えるとは思っていなかった。
2018/09/17
魔魔男爵
オットー・ペンズラーやジェイムズ・エルロイ好みの文学的なハードボイルドと、漫画原作になったSFハードボイルドと、大沢三大キャラが集結する話が印象的な珠玉の短編集。
2017/07/06
go
自分の中では結構当たり外れがあったというか、冬の保安官、湯の町オプとかは凄く好きだった。逆にローズシリーズはちょっときつくて、2と3は飛ばしてしまった。全体的にはまあまあ。
2020/07/29
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