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アウトサイダー 陰謀の中の人生

アウトサイダー 陰謀の中の人生

アウトサイダー 陰謀の中の人生

作家
フレデリック・フォーサイス
黒原 敏行
出版社
KADOKAWA
発売日
2016-12-28
ISBN
9784041049235
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アウトサイダー 陰謀の中の人生 / 感想・レビュー

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starbro

フレデリック・フォーサイスは、30年以上に渡ってほとんどの作品を読んでいる作家です。未だに「ジャッカルの日」を読んだ時の衝撃は忘れていません。著者の自伝的な本書ですが、正に波乱万丈な人生をおくっているからこそ、あれだけリアリティのある面白い国際謀略小説が書けたことが納得出来ました。投資コンサルタントの詐欺で、著者が無一文になって以降、お金のために作品を書くようになってから、少し作品のクオリティが低下したのかも知れません。

2017/02/09

KAZOO

40~50年前には彼の本くらいしか、国際的な陰謀などを主題にした小説はほとんどなかったように覚えています。「ジャッカルの日」や「オデッサ・ファイル」などをむさぼり読んだことを思い出します。その作者の自叙伝のような感じで、「事実は小説よりも奇なり」といいますがまさにその通りです。まあ脚色はかなり入っているとは思うのですが小説を読むように楽しめます。写真も収められています。当時の世界情勢を思い出しながら再度彼の小説をいくつか読んでみましょうかね。

2018/03/31

Panzer Leader

いやいや盛り過ぎでしょうと思えるくらい波乱万丈なフォーサイスの自伝。そこらの凡庸な冒険小説よりよっぽど面白い。子供の様な天真爛漫な心を持ちながらもエスタブリッシュ的な学校・政府機関・マスコミに反旗を翻す生き様は清々しい。最近の作品しか読んでいなくてあまり興味を持てる作家ではなかったが、大傑作との評判の高い初期三部作(ジャッカルの日、オデッサ・ファイル、戦争の犬たち)は読んでみようかなと思う。

2018/08/28

Fondsaule

★★★★☆ フレデリック・フォーサイスの自叙伝。ジャーナリストだったから嘘は書いてないはずだ。でもフィクションに思えるほど冒険に満ちた人生だ。羨ましくもあり、かといってそれに耐えられるほど自分はタフでないと思ったりもした。「オデッサファイル」や「戦争の犬たち」をもう一度読み直そう。

2017/04/25

大森黃馨

国際謀略小説を持って伝説的巨匠たるフレデリック・フォーサイス氏の自伝 昔の人物ではあるがその同時代の人々と比較しても規格外すぎるこの方を基準に「昔の人々は」「今の人々は」と語ってはならないという人物 不思議なのは作家になってからの記述はそれ以前に比べて質量共に大幅に減る多分それ以前もだが死ぬまで語れない事も多いのではないか 私は思う日本のファンタジー系やなろう系の作家も基礎教養として氏の作品を是非とも読んでおくべきなのではないだろうかと

2023/11/10

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