ダークタワー IV 魔道師と水晶球 下 (角川文庫)
ダークタワー IV 魔道師と水晶球 下 (角川文庫) / 感想・レビュー
Small World
ダークタワーⅣを読了です。ページ数的にもようやく折り返し地点です。総ページの3分の2が若き日のローランドの物語なので、話の進み遅いし、本編が少なくて、「荒地」とかに比べると物足りないですかね。w ローランドの過去が語られたことで、4人は、本当の意味で<カ・テット>になったのかな。まだまだ、謎は多いですが、すっきりさせてくれるのを期待しています。さて、本編に行く前に「呪われた町」に寄り道していきます!
2017/09/12
秋良
やっっとローランドの過去編が終わり。なっが!せっかく上巻の最後で陰謀の匂いがしてきてたのに、下巻はまた二人のイチャラブから始まる。そういうのはもういいんだよ!スーザンの死を見届け故郷に戻り、それがローランド母の結末に繋がるのは泣きっ面に蜂と言うしかない。話が現在に戻り、オズの魔法使いと同じことをするシーンでやっと舞台がカンザスになってる意味が分かった。初登場時には不気味だったチクタクマン、ただの変なおっさんみたいな扱いでだいぶしょぼくなってたな……。
2024/08/06
ぶうたん
ひたすら長かった。もはや苦行の域になってきた。若いので仕方がないが、本能のままに後先考えずに性愛にのめり込むローランドのラブストーリーには感情移入できないし、ストーリーは単純で戦いの部分も比較的短くて、もう少し盛り上げて欲しいなあと思ってしまう。本当にみんな面白いと思ってるのかなー。角川文庫版は読んでいる人が少ないけど、どうなんだろ。ここまで読んで止めるのも癪だから引き続き読むつもりだけど、一ヶ月に一冊が限度かな。
2017/08/16
西村章
なぞなぞ対決で始まる上巻から圧巻の悲恋ウェスタンを経て下巻最後のランドル・フラッグまで振幅ありすぎな第四部を存分に愉しませていただきました。いやあ面白いおもしろい。ローランドの少年時代を綴るパートの濃密さは、ちょっとコーマック・マッカーシーの国境三部作も連想した。あと、魔女リーアの脳内映像がなぜか湯婆婆みたいになってしまって困った。では、次篇のIV1/2へ進みます。
2022/10/04
うーちゃん
角川文庫の旧版のタイトルは「魔道師の虹」で、こちらの方がタイトルにふさわしい。それはともかく、旧版が2002年5月に出てすぐ読んだはずなので15年ぶりの再読となる。50歳を過ぎて記憶力が減退しているので、覚えているのは粗筋だけ。上下巻合わせて1392ページもあり、読んでも読んでもなかなか減らない気がしたが、実際には巻を置くあたわずの展開で、するすると読めた。細かいことを言えば、宰相という言葉の使い方。宰相と言えば総理大臣のことなのに本書では行政長官の下の身分だ。途中まで??で読み進めざるを得なかった。
2017/07/16
感想・レビューをもっと見る