機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST (1) (角川コミックス・エース)
機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST (1) (角川コミックス・エース) / 感想・レビュー
exsoy
アンカーはガンダムではなく、ミキシングビルド(寄せ集め)とのこと。確かに物資不足の中では汎用性の方が重要なんだろう。F90のRFシリーズとかね。
2020/05/23
だまし売りNo
クロスボーンガンダムシリーズの漫画。ザンスカール戦争後の宇宙戦国時代が舞台。地球連邦の秩序が崩壊し、盗賊が暴れてスペースコロニーを破壊し、難民が発生する。社会全体の技術レベルが低下し、モビルスーツも新規開発ではなく、レストア機が主流になった。『機動新世紀ガンダムX』のような世界観である。悲惨な状況であるが、それでも地球連邦の復権は希望されない。それほど地球連邦の支配が悪辣だったためである。
2023/12/31
maito/まいと
技術も秩序もぐちゃぐちゃになった時代を舞台に三度始まるクロボンワールド!工夫と効率化、そして理不尽がまかり通る時代に「世界を作りたい」という願いを持つ女の子がどんな軌跡を起こすのか。ジャックは既に登場し、このあと«ゴースト»も登場するのだろうから、平和になると思っていた世界にもう一度挑むって構図はかなり熱いなあ。水中MSが当たり前のように宇宙で動き回っていたり、ガンダムが見た目(顔)でイニシアチブ取っていたり、とはちゃめちゃながらもありそうな設定はさすが長谷川作品。なんだかクセモノもたくさん出てきそうだ。
2016/12/23
わたー
★★★★★ザンスカール戦争から16年。各コロニー間の小規模な紛争が続く宇宙戦国時代を舞台に、新たなガンダムの物語が幕を開ける。新MSの開発から、一年戦争から90年の間に貯まったMSの残骸をレストアし、運用するという方向へ舵をきった世界。それが著者が得意とするゲテモノMSと絶妙にマッチしていてよかった。これまで語られてこなかった、Vガンダム以降の宇宙世紀の話のため、ここからどう話が展開するのか全く分からず、ワクワクが止まらない。宙間戦闘にジオン水泳部隊を持ってくるセンスもいい。
2016/12/29
真白優樹
あの戦争から16年、誰も見た事ない荒廃した世界で塵達の物語が始まる。ここは誰も見た事ないフロンティア、そんな世界で骨董品や歪な機体達が宇宙を舞い、暴れ回る。コロニー同士が相対し、終わりの見えない無法な戦乱が続く中、途方もない夢を抱いた塵なアウトロー達はどんな軌跡を刻むのか。無法な宇宙の片隅で夢が始まり、戦火の花が開く中、アッシュとレオは果てない夢に辿り着けるのか。下地も土台もないこの物語、故にワクワクは止まらず加速する。いつか道を前に歩んだ者達も登場するのだろうか、この先の道で。 次巻も楽しみである。
2016/12/30
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