札幌アンダーソング 間奏曲 (角川文庫)
札幌アンダーソング 間奏曲 (角川文庫) / 感想・レビュー
しんごろ
前作から間隔があきすぎて、前作を手元に置いて、振り返りながらの読了でした。事件を巡って、天才=変態の狐とタヌキの化かしあい。春(しゅん)の人懐こさの分の差かな。キュウちゃんと根来のコンビもいい味ですね。次作は間隔をあけずに読みたいと思います。
2019/03/12
はつばあば
雪は見るだけなら綺麗だ。純白の綺麗な雪も踏みにじられ溶けだしたら醜悪。見た目も社会の中でも立派なオッサン達が変態ゲームに現を抜かし家庭を顧みない?。ヒェ~それが父親だったらどうします?。超の付く美貌でも天才でもない平凡な私達の範ちゅうではないから安心・・と云う問題ではない。ギャンブル依存症もアルコール依存症も同じようなものだろう。人生の幕間・・も過ぎた。後は〆をどうするか、怪物山村を自身に重ねてみる
2017/12/06
dr2006
面白かった!シリーズ第二弾。道警の刑事の根来と仲野のコンビが、先祖の知識を記憶に引き継ぐという特殊な才能を持つ志村春とともに事件を解決していく物語。小路さんなのでほっこり系かと思うが、反動なのかこちらは結構エグい。どうやら「アンダー」はアングラに掛かっているらしく、変態やフェチ、シリアルキラーが堂々と出てくる。札幌の街は一般的にクリーンなイメージだが、もし読者に土地勘があれば、身近で起こりそうな怖さを感じることだろう。志村一家のサブキャラも立っているからスピンオフも面白そう!第三弾ラストソングも読みたい。
2019/01/12
るぴん
図書館本。前作を読んでからだいぶ間を置いてしまったので、だいぶ忘れてしまっている所もあったけれど、面白かった。登場人物紹介がイラスト付きだったり、住んでる札幌が舞台なので、色々とイメージしやすい。今回の変態さん達はSMやら売春やら、ある意味変態の代表格と言うか正統派と言うか、特殊な性癖の持ち主達。坂城教授は山森にどんな弱味を握られてしまっているんだろう?次巻で完結ということなので、春と山森の天才2人の頭脳戦がどう決着するのかが楽しみだ。
2019/08/27
坂城 弥生
今回は初めから不気味に山森の影がチラついてた。
2022/01/19
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