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カブキブ! 6 (角川文庫)

カブキブ! 6 (角川文庫)

カブキブ! 6 (角川文庫)

作家
榎田ユウリ
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-03-25
ISBN
9784041052648
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カブキブ! 6 (角川文庫) / 感想・レビュー

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takaC

これまでのパターンからすると文化祭公演が始まる前に終わる(続く)可能性が高いかもしれないと恐れながら読んでいたら案の定そうなりましたとさ。そして7巻はまだ巷に出回っていないというイヤがらせ。困った本だ。

2017/07/18

masa@レビューお休み中

大嫌い、イライラするという感情は、どこかに憧憬を含んでいるのだと思う。渡子がクロを罵倒するのも、蛯原がクロを毛嫌いして避けているのも、ただ嫌いというのではない。好きな人と一緒にいる羨ましさ、好きなことを楽しくやっていることの憧れ、そういったものが含まれているような気がする。だからこそ、そうなることができない二人はクロに敵対心を持ってしまうのだろうなぁ。それにしても、歌舞伎の演目って面白いですね。知れば知るほど、カブキブが上演する「毛抜」を観てみたくなります。今年は歌舞伎デビューもしちゃおうかなぁ。

2017/06/14

りゅう☆

人数不足は帰宅部や他の部活から精鋭たちを集い、丸ちゃんのヘルプには手芸部が。いい感じなんだけど演劇部との対立が悪化。責任を感じた芳は心を痛める。ただ楽しいことをしたいだけなのに。そして渡子を巡りクロとトンボの仲がおかしくなった。こんなことを言いたくないのに止まらない。トンボの言ってることは正しいし「俺はいつもお前の味方だ」って言ってるのに。ケンカをしたことないから仲直りの仕方も分からない二人。この展開は本当にキツいなぁ。そしてやっと迎えた文化祭の朝。クロの身に何が起こった?『毛抜』は無事に上演できるの?!

2021/06/11

よっち

文化祭の公演を「毛抜」に選定したカブキ部一同。いよいよ本格的な練習を始めるものの、因縁の演劇部と再び公演場所を奪い合う勝負に発展する第六弾。芳先輩のこともあって未だ遺恨が残る演劇部との関係。不慮の事態から演劇部と観客動員数で勝負する事態に、クロとトンボの信頼関係ゆえのすれ違いもあったりでなかなか大変な状況でしたけど、助けてくれる周囲の人たちの存在もあって光明も見えかけていたのに、最後の事件には不安しかないですね...でもいろいろ頑張っていた遠見先生と生島さんコンビがいい味出していました。早めの続巻を期待。

2017/04/12

Rin

やっぱり、とっても気になる所で終わっちゃう。そしてトラブルは続く。でもカブキが大好きで、全力で楽しむ彼らの公演は読んでいる私もとっても楽しい。それぞれの悩み、考え方も描かれ部としては纏まってきているのは安心できた。歌舞伎は難しい。楽しみたくても言葉がわからない。興味のある人じゃないと踏み込みにくい。そこを諦めないで、歩み寄ってくれるカブキ部。真っ直ぐに、やってみようと行動に移すこと、仲間と楽しむ時間の大切さ。色々と嫌な事件もあるけれど、清々しさが損なわれないので、一気に楽しんで読める好きなシリーズです。

2017/03/31

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