黙示録 上 (角川文庫)
黙示録 上 (角川文庫) / 感想・レビュー
goro@80.7
池上永一、やっぱり超絶面白い!これぞ琉球踊りのエンターテイメント小説!舞踊を文章だけでこれほど熱く表現できるのか!池上ワールド全開で下巻へ続くのだ!
2017/08/04
えと
テンペストの池上さんの歴史エンターテイメント。1700年代琉球の尚敬王時代、舞踏を舞台にした物語。池上さん独特の描きかたで慄く部分もありますが、またもや琉球時代の文化に触れることができました。さて、下巻へ。
2017/07/27
九曜紋
「テンペスト」以来の池上永一の琉球サーガ。舞踊の道を究めて栄達を得るべく競い合う了泉と雲胡。卑しき身分の出の了泉と、由緒ある身分の雲胡。動と静、陽と陰、俗と聖、正反対の二人のどちらが琉球一の舞踊家になるのか。作者は漢文を含め歴史にも造詣が深く、優れたストーリーテラーではある。しかし「テンペスト」でもそうだったが、グロテスクなまでの変態性欲者の描写には辟易する。それが作者の持ち味なのかもしれないが、必ずしも作品上の必然性は無いように思う。このあたり好き嫌いが分かれそう。ともかく物語は盛り上がりを見せ下巻へ。
2024/10/12
こうちゃん
読み始めは、なかなか入っていけず「やっちまったぁ」と、思ったが、話が動き出したらどんどん引き込まれていく。江戸時代の琉球の話。かっちりした歴史物ではなくて、舞台なだけ。面白い。
2019/01/15
だいゆー
沖縄王の身代わり「月しろ」を目指す新米舞踏家二人の江戸での争い…
2017/06/09
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