わが家は祇園の拝み屋さん7 つながる想いと蛍火の誓い (角川文庫)
わが家は祇園の拝み屋さん7 つながる想いと蛍火の誓い (角川文庫) / 感想・レビュー
スズ
結界修復チームの合宿計画も始まり、結界補強の下準備を進める小春達。そんな中、澪人から下鴨神社の蛍火の茶会に誘われ心揺れ動く小春だが、時折強烈な悪意の視線を感じるようになり…。前世の数奇な恋に囚われていた小春と澪人も、過去ではなく今の自分の想いに正直になり、互いに心通わせる事を決めた姿が良かった。涼やかな余韻が広がる水饅頭やみたらしアイス等、宗次朗の創作和菓子の魅力も抜群。互いに不器用でくそ真面目な小春と澪人ですが、彼らを支えてくれる人々の温もりが物語を明るく照らしています。下鴨神社の蛍火見物行ってみたいな
2019/04/14
ゆみきーにゃ
シリーズ七作目。キャー!!!ついについについにだね。小春良く頑張ったね。嫉妬で人間ってここまでおかしくなってしまうんだね。怖い。小春と和人の前世の関係性にビックリ。今後の展開が楽しみ!
2020/07/03
papako
このシリーズ、苦手だ。これは私の解釈ですが、こういうのは乙女ゲー展開なんじゃないかと思う。私の中では厨二っぽいんだよな。とりあえず、小春と澪人がおさまるところにおさまって、ひと段落。なので、ここでおしまいにします。
2020/12/04
はつばあば
京都と言うところは作家さんにとって想像力を掻き立てるところなんでしょうかね。五芒星に当てはまるところにそれぞれの神社が。しっかり京都を網羅されています。管狐のコウメちゃんも尻尾が三つに。二人の恋は成就したし・・。めでたしめでたしで終わるには勿体無い。宗次郎さんのように京にも主上がおられるのも確か。もっともっと読ませてもらえるのを楽しみにしています
2020/01/05
真理そら
♪きみの前前前世から~♪が頭の中でくるくる回る状況にやっと決着がついた。小春と和人の関係にはなるほどと思った。愛しいけれど恋とは違う感情。現代の高校生のオカルトサークル的なノリも裏組織的な陰陽組織の部分も楽しく読めたが平安時代の斎王の物語がうまくつながって行くのが楽しい、そのうち安倍晴明も登場するかもしれないと期待しつつ第一部完結という雰囲気。
2022/03/20
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