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土方歳三 下 (角川文庫)

土方歳三 下 (角川文庫)

土方歳三 下 (角川文庫)

作家
富樫倫太郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-06-17
ISBN
9784041054000
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土方歳三 下 (角川文庫) / 感想・レビュー

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優希

幕府軍と倒幕軍の争いは激しさを増します。鳥羽・伏見の戦いで幕府軍が敗れたときはやはりショックを受けてしまいました。仲間たちと別れても戦いの道を選ぶ土方さんですが、悪化する戦況には打ち勝つことが出来なかったのですね。でも、その信念は凄いことだと思います。最期に見た景色を共に見たような気がしてなりません。

2021/12/22

ASnowyHeron

全体を通して、読みやすかった。自分なりこれまで読んだ小説や、残されているもので知っていたりすることがあったりして、”土方歳三”はこんな人物なんじゃないか、という像で見てしまうところがやっかいではあったが、”鬼副長”、”常勝将軍”、倒れるまで目が離せない作品だった。この作品を読んで、この時代だからこそ生きられた人物だったのだと、強く思う。

2017/12/06

佳乃

新旧の闘い。国を思う気持ちは同じなのに、うまくいかないものですね。話し合いでなんとか出来なかったのかと思ってしまう。きっと生きていれば熱い漢は変わる日本をもっと違った見方、違った国の在り方を観ていたかもしれない。歳さんの命日は、今更ながら誕生日なことに気付く・・・歳さん、読み終えて胸がいっぱいです。

2019/09/02

如水

鳥羽伏見〜五稜郭迄。個人から軍隊への戦いに移り、敗戦からの教訓を活かし、拘りをもたず軍略の知識を吸収し、持ち前の『喧嘩屋』としての才能を遺憾無く発揮し、函館戦線では『常勝将軍』と揶揄される迄に至ります。再読なのですが、また楽しめました。ストーリーもですが、作者のバッサリ感が(笑)。徳川慶喜=やる気無くした、近藤勇=勘違い、等。『えっ⁈』と思う一言が上中下巻至る所に散りばめてます。まぁ〜確かにそ〜かもしれんけど。一言で表現する、それも読者の反感持たれない様さり気なく。中々オツな作品でした。

2017/07/30

ちびごん

ついにラスト。蝦夷政府軍と新政府軍の戦いが詳しくてハラハラしながら。記録的な記述になっていたけれど手に取るように内容が入って来て圧巻。ただ、戦いの記録の中にも人物とのやりとりなどがもう少しあると良かったかも。最期の最期での総司たちとの会話で泣いてしまった。やっぱり新選組の副長として幕末の終焉を見届けたのだと。また函館に行きたくなった。

2017/09/08

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