オリジン 中 (角川文庫)
オリジン 中 (角川文庫) / 感想・レビュー
SJW
ラングドンの教え子カーシュが殺害されたものの、彼による人類最大の発見のプレゼンテーションが残っている。ラングドンはそれを見るためのパスワードをスペインの王子の婚約者アンブラと共に逃げながら探すサスペンスストーリー。舞台はビルバオ・グッゲンハイム美術館、スペイン王宮、サグラダ・ファミリアでスペイン通の人には嬉しい設定。「我々はどこからきたのか」、「我々はどこへ行くのか」の問いに対する答が下巻で見つけられるのかとても楽しみ!
2019/09/26
あきぽん
ガウディの傑作を文章で鑑賞しながら、手に汗を握るノンストップアクションミステリーは佳境に…!私は文系エセ仏教徒の日本人なので、宗教と科学の矛盾なんてどうでもいいんだけど、とにかく面白いのである。結末はいかに。結末でぽしゃったらいかんぜよ!
2019/05/16
のんき
わたしたち人間は、どこから来たのか?神が創造したのか、サルから進化したのか、地球以外の他の星からきたのか、謎です。殺されたカーシュは知っていたのでしょう。わたしも知りたいな。続きを読めばわかるのかなあ。カーシュが言ってたように、学校や教会で根も葉もないことを子どもたちが教わるのを見逃すのはよくないと。迷信に染まった考えを一掃しないと、と。オウム真理教みたいな宗教は、ほんとにこわいなって思いました。人を殺し合う宗教戦争も恐ろしいな!
2019/07/06
Richard Thornburg
感想:★★★★ 中巻に入ってから、カーシュ暗殺にはスペイン王宮が関係しているのでは・・・?的な感じを匂わせているのですが、真相を探るにはまだまだ材料不足と言ったところかな。 カサ・ミラにあるカーシュの部屋で手がかりを見つけたラングドン教授はサグラダ・ファミリアへ向かって調査を始めます。 追手からヒロインと逃げながらも謎解きをしていくラングドン教授の行動を追っていると、いよいよこのシリーズらしさが出てきた感じです。
2024/06/06
future4227
いつものことなんだけど、ラングドン教授は今回も美女を伴ってスペイン中を逃げまくる。逃げながらも徐々に謎の解明を進めていくという離れ業。スペインが舞台とあって、ガウディやサグラダ・ファミリアにまつわるウンチクが随所に盛り込まれている所が嬉しい。スター・ウォーズのトルーパーのヘルメットがまさかガウディの造った煙突が原型だったとは!そして、ガウディの世界遺産の建物がなんと賃貸物件!調べたら家賃14万!住みたい!あと、iPhoneのセキュリティの解除方法がしれっと紹介されているが、これは本当のことなのか?
2019/07/03
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