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懐かしい食堂あります 五目寿司はノスタルジアの味わい (角川文庫)

懐かしい食堂あります 五目寿司はノスタルジアの味わい (角川文庫)

懐かしい食堂あります 五目寿司はノスタルジアの味わい (角川文庫)

作家
似鳥航一
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-06-17
ISBN
9784041056974
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懐かしい食堂あります 五目寿司はノスタルジアの味わい (角川文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

お店の料理は置いといて、家庭料理とは?という感じでしたね。兄の零がいない中で、柊一よく頑張っているよ。柊一の料理に対する情熱、料理の記憶力に、腕の良い料理人だなと思いますね。なんだかんだで兄弟思いだし、頑張りすぎて倒れないでほしいね。今作は陰湿かつ陰険な話で、読むのがしんどかった。でも料理はおウチで作れそうな料理ばかりで、おウチで作って食べたくなりました。杏ちゃんが、だんだんチコちゃんに見えてきた。そのうちに、「ボーッと生きてんじゃないよ!」と言い出しそうだ(笑)

2019/01/25

スズ

隠し子の杏を実家の食堂に残し消息を絶った長男・零と杏の母の手がかりを求めて東西奔走する柊一が、五兄弟の祖母・京の幼馴染の偏屈婆さん・雪絵の我儘に振り回されながらも、悩める人達を自慢の料理で支え諭す下町食堂物語の第2巻。甘辛のタレが絡んだ生姜焼き、赤ワインを使って煮込んだ肉厚チャーシューの載った醤油ラーメン、錦糸玉子と豊富な魚介を混ぜ込んだちらし寿司、3つの短編を彩るそれぞれの料理に込められた優しい想いが良かった。人の心を優しく温める柊一の料理と、幼いながらも的を射たアドバイスで柊一を支える杏がナイスコンビ

2018/09/28

aquamarine

シリーズ2作目。大家族の温かい支えあいが印象的です。美味しい料理をきっかけに周りの問題も変化させていく優しいお話。今回も杏の母親と長男に関しての進展はほんの少しだけなので、シリーズは長く続くのでしょう。谷村家の兄弟は本当にいい子たちばかりで心配になってしまうほど。今回はすごく嫌な事件もあったけれど食事を通じてこんなに変われるのかと思わず感心してしまいます。そしていつでもキーは杏。特に今回のビー玉には一冊を通した作者の綺麗な計算が透けて見えておもわずニヤリとしました。もう少しシリーズ追いかけます。

2017/08/18

坂城 弥生

今回のキーマンは雪絵。京と仲が良いんだか悪いんだかと描かれていたけど少女時代から老齢になるまで側に居るのは立派な友情だよね。

2021/10/10

ぶんこ

楽しみに読み始めたのですが、楽しむことは出来ませんでした。詩香さんの元同僚の下品な言動や、雪絵さんの横暴さに読んでいて息苦しくなるほど。杏ちゃんも6歳と思えない点が気になり出して楽しめず。シリーズとして続くようですが、私は気持ちが満腹。ご馳走様でした。

2019/06/10

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