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暗闇のアリア

暗闇のアリア

暗闇のアリア

作家
真保裕一
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-07-14
ISBN
9784041057001
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暗闇のアリア / 感想・レビュー

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ナイスネイチャ

図書館本。夫が自殺に妻が疑惑をもち独自で真相を解明していく。序盤で引き込まれるが妻の行動はほとんどなくなりちょっと残念。まぁヤクザが自殺に見せかける手口は面白かったですが・・。

2017/09/29

starbro

真保裕一は、新作中心に読んでいる作家です。導入部分は面白そうな雰囲気があったので、期待したのですが、あまり盛り上がりもなく、すんなり終わってしまいました。オペラのアリア的な叙情はなかったような気がします。本作でようやく今月1万頁を達成しました。毎月のノルマの中では1万頁が一番ヘビーです。

2017/07/30

まこみん

あらすじで期待してたのだけれど、出てくる名前の多さと、アフリカの内戦地区から日本、フランス、アメリカにロシアと話のスケールが拡がり過ぎて、その割には犯人の動機とかそれ?という感じ。官僚だった夫の自殺に不審を抱く記者の妻も、何年も冷えきっていた仲なら無関心なのでは?あちこち探りまくる行動が異常に思えて共感出来なかった。刑事の井岡がこの自殺を事件と捉える様になる経過もよく伝わらないまま。後半は流れも掴めた感じだけれど、すっきり感なく疲れました。

2017/12/29

モルク

登場人物も多く、アフリカ、日本、フランス、アメリカと広がりすぎて、誰とどの話?とこんがるほどだった。官僚であった夫の自殺を認められず、ストーカーまがいに探ったりする妻の姿に共感できず、むしろ周りの人と同じように脅威さえ感じた。これをなぜ井岡刑事は事件として見るようになったかの経緯もよくわからないまま進んでいく。スケールもあり、面白くない訳ではないのだが、非常に読みにくく、頭に入らない。再読の際、そして新たにこの本を読もうと思っておられる方には、メモをおすすめする。

2018/01/31

のぶ

読んでいて退屈はしないのだが、話が広がり過ぎて、何だか訳の分からない作品だった。前半部はまあ良かった。役人だった男が自殺した。だが、動機に心当たりが見つからず、周囲は真相を探っていく。後半になり話がアフリカの紛争地帯に飛び、重ねて相次ぐ自殺者が出る。舞台はさらにパリやオーストラリアに飛び、とにかく風呂敷を広げ過ぎて内容の整理ができない。結局、連続自殺の真相や広げた物語が、収束されることがなく終わってしまったように思えた。一言でいえば失敗作だと思う。辛口で申し訳ありません。

2017/09/07

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