天稟
天稟 / 感想・レビュー
starbro
幸田 真音は、新作中心に読んでいる作家です。大正・昭和の激動の時代を駆け抜けた、実業家かつ相場師、ヤマタネグループの創業者、山﨑 種二の物語、読み応えがありました。時代が傑物を産み出すんでしょうね。 https://www.yamatane.co.jp/company/enkaku.html コロナ禍で企業業績悪化の今も何故か株は値上がりしていますが、太平洋戦争開戦当時も株は上昇していました。 https://kadobun.jp/feature/readings/e8na5mj9hhws.html
2020/06/03
shikashika555
山種も山種美術館もその存在を知らなかった。 戦前戦後、日本の経済界で活躍した叩き上げの男の物語。 物凄い人間がいたものだと思う。 戦後財政については身内から聞いたデノミの話や一般社会科で習う程度のものでなかなかその興味は広がらないが、株式市場の存在が社会危機の ある意味バッファーになっていたことは理解できる。
2021/11/28
TITO
相場師の山崎種二の物語。 明治から戦後まで勝負し続けた、消費者の味方で、美術にも造詣の深い、素敵な人だった。経済小説面白い!
2020/06/12
mamaboo
実業家というより勝負師の物語。山種美術館にまた行きたい
2020/05/16
chuji
久喜市立中央図書館の本。2020年3月初版。初出「小説 野生時代」2017年7月号~2018年9月号、2018年11月号~12月号、2019年3月号~5月号、2019年9月号~12月号。加筆修正。山種証券の創業者、山崎種二が主人公の経済小説。山種証券は現在SMBCフレンド証券です。
2020/06/17
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