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奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い (角川ホラー文庫)

奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い (角川ホラー文庫)

奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い (角川ホラー文庫)

作家
木犀あこ
出版社
KADOKAWA
発売日
2017-09-23
ISBN
9784041061374
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奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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あっか

2017年日本ホラー小説大賞優秀賞。なかなか怖く夜読み始めたことに軽く後悔したけど(笑)幽霊の概念アイデアに「へー!」と、受賞作・書き下ろし共に唸らされました。文字列〜はちょっと難しくて理解しきれなかったけど^^;著者自身が「見える人」なんじゃないかとも思うほど。また、キャラが良いですよね。善知鳥好きです。善知鳥についてもっと知りたい。2巻目の怖さは選評を受けて、だったのかな。なぜ同じ賞の迷い家は単行本でこちらは文庫なのかと思ったけど、シリーズ化しやすいし確かにビジュアル的にも文庫の方が手に取りやすい!

2018/06/24

たいぱぱ

日本ホラー小説大賞優秀作品でこの表紙!?霊が視える作家・熊野(ゆや)と視えぬが祓えるホラー雑誌編集者・善知鳥(うとう)が究極のホラー小説執筆を目指す物語。「ゆや)」とか「うとう」とか読めないので(今も最初のフリガナみて書いてます)「くまの」と「ぜんちどり」に勝手に変換しております。霊は出てくるが全く怖くなく、表紙の印象通りアニメに向いてるようなベリーライトなホラー漫画と言った感じです。今作品一番の驚きは木犀あこさんの名前。ずーと「きくず」さんと思ってました💦まさか「もくせい」さんだったとは(笑)。

2022/08/05

眠る山猫屋

読み友さんの感想に惹かれて手にとる。ビビッドな文章、優しい展開。見えてしまう作家(見習い?)熊野と彼を引っ張る編集者・善知鳥。彼らが題材となる心霊現象を取材(という名の謎解き)していく物語。様々な怪異の共通点を辿っていくと・・・物語を創造するという事に対する深い愛情と親和を描いていて、怖くはないけれど優しい気持ちになっていた。特に一度くらい物語を描いてみたいと思った人には刺さるはず。後半の逆さ幽霊の物語は、現象だけでなく、因果も逆転していたという捻り。善知鳥と熊野の相互への思い入れの秘密に微笑む展開。

2021/10/14

sin

謎の編集者にリードされる駆け出しの怪奇作家(但し霊が視える)…逆に読者の興味を惹くならワーカーという立場で読者との距離を感じさせない編集者より、創作者である作家の方をミステリアスに描く方が興味を惹きやすそうで良さそうだが、違って作者は創作の工夫とかそうした作品の産みの苦しみやらを作品の中に表現されたかったように思われる。そして、作品からは切り口を変えて試行錯誤された新しい恐怖の形を考えておられる作者の姿勢を垣間見たように思うのだがどうだろう?

2023/04/24

hnzwd

幽霊が見えるホラー作家と、幽霊がまったく見えない編集者が、ネタ探しのために心霊スポットを巡るというストーリーはいい。幽霊出没の理由探し、ってのも楽しい。キャラも立ってますしコンビとしてもいい感じ。ただ、、、ホラー??ホラーとして読むには出てくる幽霊もどこかコミカルで、怖くはなかったかな。。

2017/10/12

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