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閉じ箱 (角川文庫)

閉じ箱 (角川文庫)

閉じ箱 (角川文庫)

作家
竹本健治
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-03-24
ISBN
9784041062425
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閉じ箱 (角川文庫) / 感想・レビュー

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Tsukamo

竹本健治による第一短編集。ミステリ、幻想、怪奇とバラエティ豊かな作品集で、慣れるまで多少の読みにくさはあったものの美しい文章を堪能できた。♧♢♡♤の章に分けられ、♧の章はどれも幻想的なミステリで面白かった。♢ではSF的な「夜は訪れぬうちに闇」、♡では極彩色を感じ取れるショートショート「七色の犯罪のための絵本」、♤の章では最後に驚きのどんでん返しがある「仮面たち、踊れ」が好みだった。また、解説を読んで『フォア・フォーズの素数』『しあわせな死の桜』を読んでみたくなった。

2018/09/30

rosetta

★★★☆☆読んでいるとぼんやりしてくる。不思議な印象で、読み終わった途端に何が書いてあったか忘れてしまう(笑)

2018/12/04

花嵐

★★★★☆ 短編集。この作者の短編集の中では一番好きかもしれない。この作品は第一短編集であり再文庫化らしい。結末が予想しやすい話もあれば一捻りも二捻りもある話もあってバリエーションに富んでてどれも楽しく読めた。好みの話は「けむりは血の色」「夜は訪れぬうちに闇」「仮面たち、踊れ」かな。

2020/01/08

ママっけろ

これはミステリというよりは幻想小説な気持ちで読めた。そう考えると気持ちよく浸れる。

2023/02/25

花嵐

★★★★☆ 再読。短編集。やっぱりこの短編集が竹本健治先生の作品の中では一番好みだなぁとしみじみ。前回は「けむりは血の色」「夜は訪れぬうちに闇」「仮面たち、踊れ」が面白く読めたが、今回は「美樹、自らを捜したまえ」「恐怖」も興味深く読めた。

2022/10/01

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