恋道行 (角川文庫)
恋道行 (角川文庫) / 感想・レビュー
やま
恋道行シリーズの1作目。 2017.12発行。字の大きさは…中。 絵草子屋こむろやの主人・山下官兵衛は、奉公人・千七があまりにも真面目なので、水茶屋の女と話して来いと小遣いを持たせて行かせる。茶汲み女おゆきと目が合った刹那。千七の体の中に雷が落ちたかのような衝撃がはしった。 二度目に有ったとき、千七の体に、再び稲妻が走った。 おゆきは、この男と思えば、鬼になり蛇になり傍らから離れず思いを遂げる。そんな空恐ろしさを含む、女の深情けである。 そのおゆきが、落籍された。→
2020/04/29
とし
せっかく過去を清算して更生した千七さん、運命的な出会いでおゆきに恋をしたが、千七とおゆきが追われる身に、次巻はどんな展開になるのか、楽しみですね時代物恋愛小説。
2018/08/10
たんぽぽ
う〜〜ん、千七とおゆきが恋に落ちるところまでが楽しい。 そのあとの血なまぐさい道行の部分はなんだか、浅いというか、プロットを読んでいるみたいだ。 とはいえ、登場人物も出揃ったかんじなので、次回以降の道行の顛末も読んでしまうと思う。
2018/01/23
ホシナーたかはし
衝動買い最後の一冊、嗚呼、面白かった!私には、窮地に陥った脇役に、水戸黄門や秋山父子(剣客商売)等の主役が助けに入らなかったらどうなるか、て実験的なものに思えました。会話も絶妙なタイミング、時代劇を見ない人を置いてけぼりにしてる用語や展開が良いですね。結末ナントカほっとしたところで次巻へ。
2018/03/15
ドナルド@灯れ松明の火
岡本さん、2冊で終わるようなので手に取ったが、テンポよくすすむ。知らぬうちに悪人たちの宝探しに巻き込まれる。 軽くて読みやすい。
2020/10/08
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