波紋 手蹟指南所「薫風堂」 (角川文庫)
波紋 手蹟指南所「薫風堂」 (角川文庫) / 感想・レビュー
ベルるるる
手習い所の子供達が出てくる場面が好き。子供らしい心の動き、生命力、健気さ、可愛さ、そして未来への希望。いいよね、ホントに。
2018/11/20
タツ フカガワ
シリーズ3作目。沼田道場に道場破りが現れるが、機転を利かせて退散させたことが武勇伝として瓦版にのり、直春の身辺が慌ただしくなる。道場破りの報復があり、美雪は気鬱の病に、そんななか直春は著術業へも。読み終えてみて、本書での山場はどこだったのだろうと考えてしまいました。
2019/05/26
トラジ
重複した表現が多くて気になった。その影響で物語全体を軽く感じる。骨組みは、好みなので今後に期待。
2018/01/04
qoop
シリーズ三冊目。物語に剣戟を絡ませる必然性を持たせ、新しい展開に進んだ本巻は、展開としては地味でスローだがエポックな一冊となった。主人公の弱さが彼の生い立ちと若さを際立たせる展開もさすが。理想の教育に燃える若者を主人公とした時代小説というのは珍しいが、考えたら剣術道場主として後進の指導法を模索する「軍鶏侍」も、悩み苦しむ市井の人々と向き合い間接的に道を説く「ご隠居さん」も、テーマに教導が含まれている。著者にとって大テーマなのか、作劇のベースなのかもしれない。
2018/01/12
豆狸
青春だなぁ。このシリーズは明るいのが良い。
2018/05/07
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