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偽弾の墓 警視庁53教場 (角川文庫)

偽弾の墓 警視庁53教場 (角川文庫)

偽弾の墓 警視庁53教場 (角川文庫)

作家
吉川英梨
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-05-25
ISBN
9784041066041
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偽弾の墓 警視庁53教場 (角川文庫) / 感想・レビュー

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モルク

53教場シリーズ第2弾。いよいよ五味が教官デビュー、助教には五味自身の教場時代の同期で、娘の実の父である高杉。順調に進んでいくなか、発生する殺人事件。そして容疑者として教え子があがる。五味は教え子を守るため事件解決を目指す。殺人事件の話よりは、親子にやはり注目してしまう。後半まで娘結衣の登場はあまりないが、最後のエピローグのシーンでグッと来る。結衣の叫び、そして自分に娘がいたことをはじめて知る高杉。このシーンは涙なしで語れない。ますます高杉が好きになる。これではシリーズ次作を読まざるをえないな。

2020/08/05

Yunemo

確かに面白いな、との感じで読み進め。でも、何となく、人物設定に無理があるなとか、いろんな要素を詰め込み過ぎじゃないとか、ある種現実離れ感もして。警察官不適格者の存在、これって一般企業にも言えること。ただ、不適格者を炙り出すことのために警察学校という短期職業訓練校が存在するんだ、この解釈で納得感。いろんな性格を持った人達をどう教育していくのか、というより警察官という職業に馴染ませていくのか、なかなか解釈しずらい世界だな、というのが本音の感想。登場人物それぞれが魅力ある存在として描かれ、この関係が微笑ましい。

2018/07/08

ゆみねこ

53教場シリーズ第2弾。五味が教官になり助教官が高杉、40人全員卒業を目指すが近くの多磨霊園で射殺体が発見され学生が容疑者に。個性豊かな学生たちは抱えているものも違うが、隣の長田教場の学生たちまで面倒を見ることに。血の繋がらない娘・結衣との絆、綾乃の想いは届くか?そして高杉と五味のコンビは最高!次を読むのが楽しみ。面白かった!

2024/01/19

さっこ

53教場シリーズ第2弾。今作も面白かったです。多磨霊園で発生した殺人事件で、五味教官の生徒が容疑者に挙げられる。警察学校の生徒たちの抱える背景や成長、そして教官たちの人間模様が読み手を飽きさせない。最初は日菜にイライラさせられて腹立たしい思いだったけれど、最後は日菜も公佳も可哀そうだったな。五味教官と結衣、そして高杉教官との関係にも変化が訪れて終了。第3弾も楽しみ。

2021/06/02

えりこんぐ

シリーズ第二弾。いよいよ五味&高杉の53教場がスタート。「全員卒業」を目指すも、学生が殺人事件の容疑者にされて..。複雑に入り組んだ人間模様で、今回も読み応えがあった。こりゃ全然ダメだわと思った綾乃との関係も、ほんのすこーしだけど変化してきて驚き。娘との関係もどうなるか、今後も楽しみ。【積読27】

2020/05/20

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