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約束の河 (角川文庫)

約束の河 (角川文庫)

約束の河 (角川文庫)

作家
堂場瞬一
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-06-14
ISBN
9784041067437
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約束の河 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

死者まで出した大事件に巻き込まれた10歳の少年たちの25年後、再びそのうちのひとりが死んだ。自殺か、はたまた事件なのか。死んだ男は作家でとしてデビューしたばかりであり、作中彼の作品が入れ子的に使われる手法は、最近の流行りか。主人公がドラッグに溺れた経験があるという設定が世相をうつし、作品にもいい塩梅のひねりを与える。男同士の歪んだ友情、いつなんどき歯車が狂うかもしれない人生。伏線はそこここにあったのに(犯人はともかく)動機が最後まで隠されていた。お見事。

2019/10/28

KAZOO

いつも感じているのですが、堂場さんの作品は警察官や刑事などが絡んだりする物語だと読後感がすっきりするのですが、どうもそれ以外の人物が主人公になったりするこの物語の様なものだとあまりすっきりとした感じを持てませんでした(刑事は出てくるのですが)。主人公に同化できないからでしょうか?

2019/07/12

ユザキ部長

なかなか強烈な本だった。堂場さん、らしくないような、らしいような。主人公がヤク中って珍しく、読み始めは嫌悪感だらけだったが、衝撃的なラストだった。重い十字架を背負ったまま、人は幸せになる権利と義務を果たせるのか。考えるほど恐ろしい。

2023/01/22

坂城 弥生

今川にはどう考えても悪意あったと思うけど。

2021/04/07

kotetsupatapata

星★★☆☆☆ 500頁を越える大作! の割にはなかなか物語は進展せず、登場人物もあまりパッとしない面々で感情移入も出来ず、中盤で“もしかしたら結末と犯行理由ってこんなかな?”と最後までどんでん返しも無く想像通りのラストでした。 北見も結局グダグダと言い訳して、今後も家族と向き合う事を放棄するのでしょう という事で読んでいてこれといった感想もありませんが、まあいつまでも昔の事を引きずっていても仕方無いので、どこかで折り合いつけて生きていかないとね✨

2022/08/04

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