KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ずうのめ人形 (角川ホラー文庫)

ずうのめ人形 (角川ホラー文庫)

ずうのめ人形 (角川ホラー文庫)

作家
澤村伊智
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-07-24
ISBN
9784041067680
amazonで購入する Kindle版を購入する

ずうのめ人形 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

bookkeeper

★★★★☆ 初読。執筆者が変死したオカルト誌編集部と、父親から身を隠すように暮らす女子学生の家庭。交互に描かれる2つの風景は、やがて禍々しい都市伝説で結びついていく。ゆっくりと近づいてくる「ずうのめ人形」の呪いは解けるのか。  怖いモノが徐々に近づいて、決まった日数経過後に良くない事が起きるのは、「リング」を始め都市伝説と同じ構造ながら、とても引き込まれます。「ずうのめ」の謎が分かった時の徒労感…。被害者と加害者、果ては性別までミスリードに面白いように嵌められました。悪意ある人を描かせたら上手いなー。

2019/11/21

KAZOO

この作者の2作目です。前作でのかなり最近のホラーあるいはミステリーの中では高いレベルにあるのではないかと思いましたが、この本を読んでさらにその感を強くしました。「リング」(私はかなり虜になった本で映画もみました)という作品をうまく使ってしかも人物がどのような感じになっているのかがかなり込み入った書き方で私には楽しめました。前作と同じ人物が出てきます。次の「ししりばの家」も楽しめそうです。

2018/10/31

ポルコ

2作目にして、このページターナーっぷりが凄い。先を読みたくてページをめくる手が止まらなかった。前作同様、お化けよりも人間の方が恐ろしいという根底のテーマは変わらず。

2020/04/14

ジンベエ親分

「ぼぎわんが、来る」の真琴と野崎が活躍する次作。ぼぎわんより面白い!怪異の成り立ちは「リング」を意識しているが、呪いの発動と共に"人形"が見え、しかも徐々に近づいてくるというのは怖い。4日というタイムリミットの間に呪いを解く方法を模索するも、真実が見えてくるほどに増す絶望感がまた上手い。終盤の展開もミステリー的なカタルシスとB級感も漂う派手さが両立していて読む手が止まらない。前作から自ら進んで巻き込まれて危険な目に遭う真琴と野崎がお人好しすぎるとは思うが、今作未出の琴子と併せてシリーズ展開か。良き🎵

2018/08/13

デーカ

都市伝説や心霊にUFO・UMAなどオカルトチックな話、なんだか好きなんです。テレビでたまに特番をやってると、信じていないのについつい観てしまう。怖いもの見たさで…という、そんなノリで一気読みできる作品でした。恐怖よりも先が気になる展開に引っ張られました。

2018/11/04

感想・レビューをもっと見る