涼宮ハルヒの憂鬱 (角川文庫)
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川文庫) / 感想・レビュー
mitei
この本を初めて読んだのは高校時代だったがやたら独り言が多い印象だったが、実はキョンの頭のなかの思考だったのかと面白い書き方をしていて、ハルヒもみんなかわいい印象を受けた。
2019/08/06
Akihiko @ VL
谷川流さん初読。角川スニーカー大賞受賞作。涼宮ハルヒシリーズ第1作目。世界を改変させる自律進化の技術的特異点。その情報爆発の中心に1人の少女が佇んでいる。少女は鮮やかな幸せを願い、笑顔を振りまきながら宇宙と未来を開闢へと導いていく。だが、他者にとっては、恣意的で滑稽で我儘なその願いは宇宙と未来を破壊へと誘っていく。情報の創生という恐るべき力の頂点に立つ少女がもたらすのは、果たしてどちらなのか。できるなら、この憂鬱な感情をいつまでも抱きしめていたい。世界がいつまでもどこまでも継続していきますように。
2019/02/10
zero1
人気のラノベを読んでみた。高1のキョン視線で進む。彼は宇宙人や超能力者、未来人を求めるハルヒと出会う。5人でSOS団を結成。本格的に話が動き出すのは100ページを超えてから。スニーカー大賞だそうだが読んでいて退屈。【白雪姫】などラノベの質はこんなもの。もし私が中1だったらワクワクせず【この程度か】で終わっていたはず。正直に書くと、これは子どもだましだ。再読に値しない。何事も自分で読んで判断するのが第一。シリーズの続きを読まない理由ができたのは大きなメリット。読書入門として読む以外、本書の価値はあるのか?
2019/11/22
Aster
アニメは視聴済み。出来れば角川スニーカー文庫の方を読みたかったが… 筒井康隆の解説にも書かれているように、これは立派なSFでありかつラノベ的要素もある。稀有な作品だと思う。ペダンチックなキョンの独白も全く苦にならないし、アニメを見ているのに展開にも退屈しない。消失までは読みたいと思えた。ちなみに消失の映画も大好きです。
2020/09/23
みや
読書会紹介本。宇宙人・未来人・超能力者を探し出すクラブ「SOS団」の高校生たちが超常現象を体験する青春SF。人生初ラノベに緊張していたが、微塵の問題もなく楽しめた。学園物かと思いきやSFだったのは嬉しい驚き。他人に何を言われようとも自分の望みを真っ直ぐ貫き、実際に行動するハルヒの生き様はキラキラと輝いていて、尊敬と憧れを抱く。待っているだけではダメだ、という活力を直球でくれた。小学生のハルヒが普通の日常をつまらなく感じたことや行動に移す理由は自分にも覚えがあり、その身近さも魅力の一つ。古泉くんが好き。→
2020/09/02
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