忍法双頭の鷲 (角川文庫)
忍法双頭の鷲 (角川文庫) / 感想・レビュー
けやき
【再読】山風忍法帖だー!しかし、山風作品にしては少しパンチに欠けるかな。ハッピーエンドも意外。
2020/05/30
ヨーイチ
久しぶりに本屋に立ち寄り、物色して見つけた。珍しや山風先生の忍法帖。連作物で主人公は体制側。忍者が出てきて、変な術やエッチな術も出て来るが、印象は不思議と地味。綱吉の時代に改易、取り潰しにあった藩の裏話ってのが原因かも。作者のランキングでも辛い点がつけられていたらしい。後で知ったがベッキー主演でテレビドラマ化されていたらしい。それで文庫本でも出版てことらしい。ベッキーは嫌いではないが、山風のくノ一を本当に演ったらファンが減るのではないかと心配になる。なぜこの本なのかも良くわからん。続く
2018/09/12
星落秋風五丈原
そうですね忍法帖なのにハッピーエンドって珍しい!山風だからもっと残酷にいくかと思った。実際にあった綱吉の大名改易と柳沢吉保の隆盛という史実に絡める。
2022/04/06
信兵衛
独創的な忍法、淫乱的な様相も一部には見られるものの、興奮するような対決は見られないどころか、2人の隠密活動にしても体よく利用されているだけ、という風です。 む~ん、折角読んだのに残念。
2018/05/30
はじめさん
徳川5代将軍誕生。今まで伊賀組にシェアを奪われていた根来組が正規の公儀隠密に取り立てられる勝機到来。最後の一押しとなる手柄のため、若手ホープである2人の青年忍者が諸藩に潜入、そこで見る人の業…。ツーマンセル、肩車したりと、二人二脚の変わった戦闘スタイル、一心同体の2人。懸想する相手もまた、棟梁の1人娘、婿の座は1人…幕府に後足で砂をひっかけ逐電した隠密崩れの伊賀者が各地で暗躍、かくして太平の世に不要とされつつある忍の有用性を示せるか。忍務果たすべし! / 久々に山風読んだ。ベッキー主演でドラマ化復刊でゲス
2018/05/13
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