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行きたくない (角川文庫)

行きたくない (角川文庫)

行きたくない (角川文庫)

作家
加藤シゲアキ
阿川せんり
渡辺優
小嶋陽太郎
奥田亜希子
住野よる
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-06-14
ISBN
9784041067888
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行きたくない (角川文庫) / 感想・レビュー

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そる

こういう、1つのテーマに沿って複数の作家さんが書き下ろすという本、企画もメンツも内容も、おもしろい!どれもとても読みやすい。色んな「行きたくない」があって、共感できるのも、考え深いのもあって良い!そんなマイナスな感情でこんなに素敵な話がたくさん書けるものなんですね。「だって、その言い方は、あなたが望む私になってほしいってことだから。それを受け入れてしまえば、私とあなたの関係は対等でなくなってしまうから。友達ではなくなってしまうから。あなたと友達でいたい私は、そのあなたの望みを叶えてあげることは出来ない。」

2020/05/02

mae.dat

6話のアンソロジー短篇集ですが、各話の共通項が儂如きでは見つけられなくて(。•́ - •̀。)。これは『行きたくない』ですねって分かり易いのもありますが、幕の引き方もふんわりとしていると感じるものが多めでね。どこを取って「行きたくない」のか、又とは「生きたくない」なのか。逆に「行きたい(生きたい)」のか。とね。ただ、各人共に設定は中々凝っていて、想像的で面白く感じましたよ。6名中4名さんがお初でしたが、別の作品にも出会ってみたいと思いましたよ( ¨̮ )。

2023/01/13

寂しがり屋の狼さん

長らく積読本になってました(笑)『住野よる』さん目当てで買いましたが「行きたくない」は「生きたくない」であったり、どの作品も独特の世界観で良かったです。『シャイセ』は衝撃的でした。他人の優しさとか幸せとか…それぞれの価値観があるのですね(*^.^*)

2019/07/21

みっちゃん

しなきゃならない、義務だと思うとやる気が失せる。逆に「出かけるな」「家にいろ」とお達しがあると行きたくなる。人間の内面は複雑極まりない。でも自分の意思を持たないはずのAIが「行きたくありません」と言い出したら。AIに依存した近未来でピンポン玉と木とスポンジを足して3で割ったような見た目のカイメン型ロボットの発言が起こした騒動と顛末を描いた「ピンポンツリースポンジ」が愉快で楽しかった。

2021/03/08

kou

「行きたくない」って思う理由は、人の数だけあるんだろうなぁ!と、当たり前の事だと思うがボンヤリ考えてしまった。どの短編も続きが気になってしまったが、住野よるの作品がダントツで印象に残った。同じ設定で他の作品も、是非読んでみたい。

2019/11/06

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