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未来のミライ (角川文庫)

未来のミライ (角川文庫)

未来のミライ (角川文庫)

作家
細田守
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-06-15
ISBN
9784041068908
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未来のミライ (角川文庫) / 感想・レビュー

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mitei

映画を観て読んだが、中々感動した。子供の世界なのかあの木が起こしているのか謎は多いが、ひとりの人物から色んな歴史が繋がっているんだなぁとしみじみ思う。

2018/08/03

へくとぱすかる

映画を見なければ! 小説の文体と、童話的世界の書き方が、まるで綱渡りをしているかのように感じながら読んだ。裏表紙のあらすじからは、タイムパラドックス小説のように思えるが、幼児のくんちゃんだけが入り込める、時間の壁を超えての不思議な出会い、そして何よりも、家族とのきずなを作っていく物語だと解した方がいいのかも。アニメでどう描かれているか、ぜひ見たい。

2018/08/17

K

映画を鑑賞した上で読了。主人公であるくんちゃんが幼いためか、小説版では文章が「○○は××なのです」といったような絵本の読み聞かせ調だったのがやや気にかかりました。が、途中からは慣れてしまったので問題なしです。子育てに願いは必要ってのは納得、そもそも名付ける時点で何かしら願いを込められてる方も多いかと思います。最近の細田さんの作品は家族愛や親子愛を切り出したものが多く、現代への風刺のようで考えさせられます。1つ付け加えるのであれば、ミライちゃんの手の痣にはもっと重要な意味があるのかと思っていたのですが...

2018/08/08

山本真一郎

読了。話題のこの夏のアニメ映画の原作小説。映画公開前に読み終わる事が出来た。タイトルの割には「未来のミライ」ちゃんの出番はそれ程多い訳ではない。個人的な印象としては矢張り兄のくんちゃんの成長物語なのではないかな、と感じた。自分には未知の感覚だけど、恐らく同じ年頃のお子さんをお持ちの方程、共感の度合いが大きくなるのではないだろうか。ラストも爽やかだった。この本を読み終わった後で映画の予告動画を観てみたところとても良かった。作中にあった様な明るい陽射しを感じさせる描写と共に、良い具合に涙腺が緩むのを実感した。

2018/07/12

じょんじょん

『おおかみこども雨と雪』の細田監督最新作なので、相当期待していました。映画を観たあとの図書館本。ノベライズですね。映画の内容をトレースすることができましたが、映像と文章が相互補完するということはありませんでした。妹ができて寂しくなった「くんちゃん」の成長物語であるとともに、お母さん、お父さんの成長、家族の成長物語なんですね。ただ、「くんちゃん」のいやいやぶりには辟易感が(自分はこんなにストレートにできなかったし、しないと思うし)否めませんでした。「些細な事の積み重ねが今をつくる」気づきの時空旅は無理くり感

2018/08/06

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