蒲田行進曲 (角川文庫)
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蒲田行進曲 (角川文庫) / 感想・レビュー
森オサム
第86回直木賞受賞作。著者の作品は30年以上前に「つかへい腹黒日記」を3作(だったかな?)読んで以来。映画版は数回視聴したと思うが、それも20年以上は前かなー?。小説版はユーモアを感じるとも言えるが、とても無邪気には笑えない。何せ歪んだ人間関係は読んでいて辛くなる。しかし、登場人物達はこの理不尽を受け入れて生きている、慣れと言うよりそう言う人達って事かなぁ。狂気と愛憎の物語、これが昭和らしい話、と言う訳では無いが、作品の持つ熱は強力だった。まあ、映画版の方がエンタメとして良く出来ている、そちらもおススメ。
2023/08/13
Walhalla
残念ながら、登場人物にあまり共感することができませんでした・・。ただ、あの「階段落ち」のシーンは映像で観てみたいと思います。
2019/07/02
クサバナリスト
こんなことあるの!銀ちゃんの子を宿した小夏を受け入れるヤス。 映画もamazonで観た。来月の観劇の予習終了。
2023/11/25
氷柱
912作目。12月3日から。映画版を過去一度観たことがあるだけで、小説版を読むのは初。活字で読むことでそのえげつなさと奇妙さが妙に際立つ。主人公が師匠的存在にどんどん近付いていく怖さがやけにリアルだったし、そんな彼らとの三角関係に嵌り込んでいくヒロインもある種のグロテスクさを纏っている。映画版は軽快なダンスで終わった記憶しているが、小説版は哀愁が加速する形で終わる。映画と小説の良い意味での隔たりを感じさせられた一作であった。
2022/12/04
nyanlay
映画の印象が強くて、ヤスにしても、銀ちゃんにしても「こんなんだったっけ?」感が拭えませんでした。ただもう一度映画を見たくなりました。
2019/11/20
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