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鹿の王 水底の橋

鹿の王 水底の橋

鹿の王 水底の橋

作家
上橋菜穂子
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-03-27
ISBN
9784041071182
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鹿の王 水底の橋 / 感想・レビュー

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starbro

上橋 菜穂子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の作家生活30周年記念作品、『鹿の王』の続編を期待して読みました。本作は悪くはないのですが、前作が偉大過ぎるので、どうしてもこぢんまりした感じがします。 https://promo.kadokawa.co.jp/shikanoou/#

2019/04/27

海猫

鹿の王続編であるが、単体の作品として楽しめる内容。というか正直、私が前作の内容を忘れてしまっているのにちゃんと読めてしまったということだけれども。世界観を広げるというより深めていくタイプのお話。医療方面がメインで互いに違う価値観はぶつかり合うし、ミステリー的な面白さもある。くっきりしたテーマを打ち出して、今回はコンパクトにまとまった感じ。また別アプローチの新作続編があって良い気がする。

2019/04/06

抹茶モナカ

本屋大賞受賞作『鹿の王』の続編。ファンタジーという舞台設定のため、固有名詞に慣れるまで大苦戦。漢字の国名、人名がどうもピンと来なかった。異世界の物語という形態だけど、本シリーズは医療小説なのが基本路線のようで、2つの医術の思想の差異が大事な要素。それなら単純に西洋医学と東洋医学で書けば良いような気もしないでもなかった。何故、異世界譚に置き換えているのか、こちらもピンと来なかった。物語性を求めて読み始めたせいか、医術の在り方が主題の小説だったので、意外に硬めな読み応え。学者の書いた本なのだな、と思った。

2019/04/25

R

医療を扱ったファンタジー小説でした。物語としては、主人公の成長を描いた、人生を生きるということについてじっくり考えるお話なんだけども、命を左右することへ、何を指針にして当たるべきかを考えさせる良質な思考実験にも思えた。哲学めいたやりとりなんかもあるのだけど、最終的には人が誰かを愛する、そして生き抜くという単純明快なことに、悩んで、抗って、困難に立ち向かってということを描いていて、シンプルなテーマなのに、とても面白く、深く楽しめる小説でした。とても深く、静かに楽しめる小説。

2019/08/05

うっちー

医療は患者のためにあることを考えさせられました

2019/08/04

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