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聖母の共犯者 警視庁53教場 (角川文庫)

聖母の共犯者 警視庁53教場 (角川文庫)

聖母の共犯者 警視庁53教場 (角川文庫)

作家
吉川英梨
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-11-22
ISBN
9784041072233
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聖母の共犯者 警視庁53教場 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ゆみねこ

実子を過失致死させた女性受刑者が、医療刑務所への移送中に脱走。翌日、卒業式真っ只中の警察学校に学生と助教官を人質に立てこもる。女は「彼女が起こしたとされる事件の真犯人を突き止めよ」と要求。女を支援する人物は?五味と綾乃は真相究明に乗り出す。相変わらず五味の推理は冴えている。そして恋の行方も急展開、結衣と高杉の親子デートも。

2024/02/13

えりこんぐ

シリーズ第3弾。いつのまに?ってくらい恋愛パートが進んでてて驚いた〜。今回は女囚の脱獄と警察学校への立てこもり事件。綾乃と五味がそれぞれの持ち場で時間解決に奮闘する。事件関係者にクズな男女さえいなければ...なんとも切ない。しかし53教場は事件に巻き込まれ過ぎw でなきゃ話も展開しないのだけど、五味さんて呪われた教官だよね。【積読29】

2020/05/25

Yunemo

いろんな要素・ネタが詰め込まれた作品、と一言。警察(ミステリ)、恋愛、青春小説、どのジャンルにも当て嵌められる不思議感。でも本作は教官として、刑事としての五味の存在感でしょう。取り囲む面々もそれぞれに味がある方々。事件の底辺に潜む人間ドラマ、そして女性の強さ、恐ろしさ、いろんな事象が絡まって、スピーディーに展開する流れに、特にそれぞれの人的係り方についていけない面もあって。でも事件捜査以外の場面がある種コミカルにも描かれ、緊張感が続く中で一服感を醸し出してます。著者作品の中でも本作は秀逸との想いが残って。

2018/12/24

さっこ

シリーズ第3弾。息子への過失致死で服役中だった女性受刑者が移送中に脱走した。彼女と獄中結婚した男性が警察学校で人質を取った立てこもり事件を起こし、息子への過失致死は冤罪だと訴える。学生たちの人間関係のいろいろな機微は相変わらず面白い。綾乃の言動が少しあざとく感じて、五味との恋愛模様はあっさりめにしてほしい。

2021/08/08

タイ子

警視庁53教場第3弾。今回も五味教官(今は補助教官)が 冴え渡っています。移送中に脱走した女囚が警察学校の卒業式の最中に高杉教官と学生3人を人質に立てこもるという前代未聞の事件が起こる。府中警察署の瀬山綾乃刑事は五味の助言を得て女囚の事件の背景を捜査。あと3年で刑期を終えるというのに何故彼女は脱走しなければいけなかったのか? 事件の意外な展開にグイグイ引き込まれます。シリアスな事件を挟んで五味と綾乃の関係がこらこら!な感じでこっちが赤面するわ。五味教官、やっぱカッコいいです!

2018/12/09

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