恋道行〈二〉 (角川文庫)
恋道行〈二〉 (角川文庫) / 感想・レビュー
やま
恋道行シリーズの2作目・完結。2018.07発行。字の大きさは…中。千七とおゆきの愛の逃避行。この2人は、どこまでも大胆不敵であった。恐らく、命にかかわる大変な状況に、惚れた同士が身を置くことで、2人の情緒は宇宙の彼方に飛んで行ってしまっていたのであろう。生きるも死ぬのも一緒だ――。心中を誓った死出の道行きではなくて、邪魔をする馬鹿者達は、力を合わせて殺してやると息巻く千七とおゆきには恐いものなどなかった。淡々と終わっていく、何か物足りない思いが心に残るが…。
2020/04/30
たんぽぽ
恋道行というタイトル、前巻の表紙から、ギリギリに追い詰められた二人の情念のようなものを感じたのですが、なんだかあっさりと終わって期待外れ。 人をたくさん並べて、あらすじを流し読みしたような感じ。
2018/08/25
ホシナーたかはし
1巻が百点満点だったのに、二巻が五十点。前巻は、カバーイラストの切羽詰った雰囲気に惹かれて買って満足していたのに、何故二巻でイラスト変える!?面白いのですが、この終わり方は無いだろう!?いろいろ詰め込みすぎ!残念なところがありすぎて・・・がっかりという言葉が一番しっくりきます。
2018/08/02
犀門
No.172★★★☆☆何だか2人を取り巻く人物がゴチャゴチャしてて誰が誰だか。こんな調子で次の巻も進むのかね?。
2018/10/10
のんぶぅ
足柄で四人連れとなるまで気が気ではなかったが、紆余曲折の果てに二人が辿り着き得たものは、何処かで山下官兵衛・金次が微笑んでいることを祈念したい、三艘が浦で会えたか否かはさておいて。とてつもないこの夏の暑さの中で、一福の清涼感としたい。
2018/07/25
感想・レビューをもっと見る