「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出
「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出 / 感想・レビュー
シナモン
チャーミングでユーモアたっぷり。憧れます。「不幸と思えるものにもきっとなにがしかの贈り物はある」覚えておきたい言葉。
2023/12/09
ひさか
2019年9月角川書店刊。54編のエッセイと国際アンデルセン賞作家賞受賞スピーチとあとがき。エッセイの主軸が、全て同じで、ブレが無いというか、ひとつのことを追う姿勢が美しい。というか、そういうエッセイで、統一したということなのかもしれません。
2020/08/17
AKIKO-WILL
図書館本:魔女の宅急便の作者のエッセイ!ブラジルに住んでいた事。それがきっかけに先生から本を書いてみたら?と言われたのが今の角野栄子さんの原点かな。昔の思い出がたくさんあり、それが角野栄子さんの人となりが分かりますね。
2020/02/24
はるき
見たもの読んだもの、感じた物全てをスポンジみたいに吸収して作品に昇華させる。生粋の作家さんだ~。魔女の宅急便が大好きで、しかもジブリ作品から入った私ですが、原作にある深い洞察も忘れられません。自立した生き方も含めて憧れます。
2020/08/08
くみ
2019年読み納め。角野さんの個性、エッセンスがキラキラ光るエッセイ集。魔女について「さかいめの存在」だという。状況によって「正」にも「悪」にもされてしまう危うい立場。その記述から「正」とか「悪」って誰が決めるの?という角野さんの強いメッセージが伝わってくる。また幼少期の思い出、特にお母さんを早く失くしたこと、そしてお父さんとの思い出は、角野さんの幸せになる力の強さを感じる。そして戦後、ブラジルに2年間移住したりしてたのですね!行動力、柔らかさと強さが混ざり合ってる角野さん。それが既に魔法なのかも。
2019/12/31
感想・レビューをもっと見る