涼宮ハルヒの分裂 (角川文庫)
涼宮ハルヒの分裂 (角川文庫) / 感想・レビュー
mitei
分裂は作者もどこか別世界に分裂したのではというくらい長く続刊が待たれた事で話題だったけど、佐々木のサバサバした感じのキャラがまた好感を持った。しかしそこでもキョンはスッとぼけてるけど、仲良しだよなぁと思った。
2019/08/09
ジロリン
タイトルから、何らかの事件で<もうひとりのハルヒ>が現れるのかと思ったら…まさかこっちが分裂するとは思わなかった。両者の<差異>を確認するのに、読書スピードが通常の1/4にw なかなか楽しめる仕掛けだった。しかし次の 「驚愕」へヒキ、のエンディングなのに、スニーカー文庫版では次巻が刊行されるまで4年のブランクがあったらしい。リアタイの読者の渇望感は凄まじいモノだったのだろうなぁ。
2019/05/25
鐵太郎
涼宮ハルヒという唯一無二の世界をひっくり返しうる全能の存在が、唯一無二ではなかった(かも)という大展開。作者も新機軸を盛り込むために苦労しているねぇ、と言うのが第一印象。そのために新キャラを導入したんだけど、その登場の仕方がミヨキチ二番煎じになってないかな。それはそれとして、お話は新しい局面を迎え、なんとハルヒではなく文章がαとβに分裂するという(読みにくい+わかりにくい)新機軸の上、この巻では決着つかず次巻に続くことに。なんと。
2021/06/01
NAOAMI
あれ?ハルヒだけじゃなく話自体が後半から分裂しちゃった。ハルヒの何かしらに影響を与え、閉鎖空間を生み出すことになったキョンの中学時代の「親友」佐々木との再会。さらに朝比奈さん誘拐に携わった組織やらたどたどしい宇宙系の謎少女も加わり策謀が始動する?その線の展開かと思いきや、キョンの後輩っぽい少女の線まで現れて、話が二手に分裂。収拾つくわけもなく、過去最大に分厚い10巻目に続くと。一本の電話から枝分かれした話がどうやって辻褄を合わせるのか興味津々。その後の展開も明確に異なるズレを生じてて、どう収束を図るのか?
2021/02/27
ツバサ
面白くなってきたと思ったら、次か。SOS団を舐めるなよって感じが最高に好きです。佐々木は周りが持ち上げるほど良い子ではないと思うが、果たして。
2019/06/15
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