栞子さんの本棚2 ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫)
栞子さんの本棚2 ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫) / 感想・レビュー
nobby
もはや全く本編での扱われ方など覚えてないが、4作目での長編まるごと取り上げた乱歩たくさん味わえたのは至福の時間。でも長編の冒頭30頁弱の抜粋だけ触れるのはやっぱり消化不良(笑)『ヴェニスの商人』『ハムレット』も物語知ってても寂し過ぎる…今回絶対に全編読む決意固めたのは乱歩・横溝正史・夢野久作らそうそうたるメンバーによるリレー合作『江川蘭子』。再読となった乱歩『二銭銅貨』はあらためて絶品!暗号要素はもちろん覚えてたけど、それ以外の伏線やラストの捻りもいい!相変わらず寺山修司をしても詩にハマらない自分が残念…
2018/12/08
れみ
ビブリア古書堂シリーズに登場した本をちょっとずつ読める本、第2弾。江戸川乱歩、小林信彦、小沼丹、寺山修司、木津豊太郎、太宰治(黒木舜平)、W.シェイクスピアシェイクスピアの作品を収録。第1弾よりもお話の展開に関係のあった作品が多くて読み応えあった。このシリーズをきっかけに乱歩や太宰を読むようになったので既読の作品もいくつかあったけど、どっちもついつい引き込まれる感じはやっぱり好きだなあ。乱歩作品で未読だった「黄金仮面」、これからが良いところってところ終わってて、ああっ!てなった。近いうちに全編読みたい。→
2019/03/06
ピロ麻呂
本編で登場した、太宰治やシェイクスピアのほか江戸川乱歩作品が5編収録。しかし、一部抜粋のものが多く、途中で終わってしもた(^_^;)特に黄金仮面と江川蘭子の続きは是非読みたいなぁ☆
2019/02/07
ぜんこう
ビブリア古書堂のシリーズに出てくる小説などを集めた「栞子さんの本棚」の2冊目。 江戸川乱歩さんのが5本と一番多く載っていて、アンソロジーなどだけであまり読んだことないけど江戸川乱歩さんの作品を読んでみたくなりました。 特に抜粋で一部だけ掲載されたのは不完全燃焼ですから。
2019/02/07
ニンジン
ビブリア古書堂の事件手帖に紹介された本達で、長編は前回と同じく良いところで切られてしまっていた 江戸川乱歩の短編二編は読んだ事はあったが改めて読めてよかった。孤島の鬼、黄金仮面、江川蘭子どれも気になるので読んでみたい。 黒いハンカチは本編で読んだよりも印象がだいぶ変わったので読んでみたくなりました。 太宰治の駆け込み訴えのこのなんとも言えない愛憎と崇拝は現代にも通ずるというより人は昔から不変のままならない感情があり太宰自身も色々と重ねるところがあったのだろうと想像します
2024/02/15
感想・レビューをもっと見る