高校サッカーボーイズ U-16 (角川文庫)
高校サッカーボーイズ U-16 (角川文庫) / 感想・レビュー
再び読書
もどかしい一冊。A、B、一年生で2、4チームも作れる様な学校でサッカーをするのは想像も出来ない。その中で如何に頭角を現すか?サッカーはいくら個人技が優れていても、ペレやマラドーナの時代じゃあ無いので、一人でドリブルで抜き去り、得点を決めることは困難だ。また、ボールが来なければ、何も出来ない。ここに預けてもらえる信頼感が必要だし、貰えるマーク外しを含むボールが無い時の動きが重要だが、これはそう簡単に見せられる事ではありません。その中にスポーツを目指す少年なりのエゴが顔を出す。今後が楽しみな繋ぎの巻
2020/01/07
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
冒頭20ページで、涙目に。あの日のことは、あまりに深く胸に刻み込まれて。 遼介も、高校生となり、ずいぶんと大人ぽくなった。やはり息子の当時と重ねてしまう。息子と共にもう一度味わった青春を、小説のなかで又味わう。読書の幸福。
2019/05/12
だいゆー
高校サッカーに戸惑う主人公。でも、見る人は見るところをキチンと見ている。努力は認められる。
2019/04/23
ゆりゆか
遼介くんが相変わらず落ち着いてる…。今の私より、よっぽど考えて、自分を見つめて行動してる。早く次巻を読もうっと!
2020/05/22
まる
面白かった。自分を見つめ自分らしく成長していこうとする少年が瑞々しく描かれていて感動した。人に流されずに自分に合った努力を重ねる力を持った少年はどのように成長していくのだろうか?応援しているよ と声をかけたい。だが、努力が実るとは何を指すのだろうか?ボールを蹴り続けてどこまで行かれるのか?蹴り続けて少年は何を得るのだろうか?その努力をどこかで人が見ていると信じる事が生きて行く力を将来に渡って少年に与えてくれると信じたい。
2019/06/14
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