龍探 特命探偵事務所ドラゴン・リサーチ (角川文庫)
龍探 特命探偵事務所ドラゴン・リサーチ (角川文庫) / 感想・レビュー
よっち
川崎で探偵事務所「ドラゴン・リサーチ」を営むバツ3の元刑事・遊佐龍太。日々警察の手に余る事件や、訳アリの危険な依頼が持ち込まれる探偵ミステリ。借金でヤクザに追われる美人AV監督の護衛、かつての極左過激派の女神をつけ狙うストーカーの正体、拳銃盗難事件に絡む警察官夫婦の苦悩。警察時代の人脈を駆使したり、有能な3人の元妻などにサポートされながら依頼を解決してゆく展開で、できた周囲との対比で主人公のダメっぷりが際立っていましたが、なぜかそういう人はモテるんですよね(苦笑)関連作品を読んでいるとより楽しめそうです。
2020/05/08
TAMA
2020年22冊目。バツ3元敏腕刑事が営む探偵事務所「ドラゴンリーサーチ」には、訳アリの危険な依頼が舞い込んで来る。刑事時代に構築した様々なネットワークや依頼を通して新たに出来た繋がりを駆使して、社会の裏側も覗きながら、横浜の街を駆け抜けるハードボイルド小説。本作は著者デビュー作「消失グラデーション」の主人公の父親が主人公と思われるので、合わせて読むと楽しみが広がりそうです。
2020/04/30
NAOAMI
バツ3元刑事・遊佐。なかなかもてるようで、事件を持ち込む美女達がいつの間にか味方になる。しかもそれぞれ特殊技能持ちで探偵業に役に立つ。暴力団抗争の中で不可解な殺し屋の存在がカギを握る。遊佐は立ち回りの全てがアウトロー。元同僚刑事に使われてるようで利用し、闇社会にもパイプがあり、犯罪構図の中間で活躍する。3人の元妻は一人息子の養育面で一致団結なのも可笑しいし、時に遊佐の捜査に力を貸すなど惚れた弱みか?ハード+ライトで筋も構成も面白いが、人物名が多く唐突な出現もあり読んでいて?となる場面が。リーダビリティ低。
2020/07/08
ソラ
あらすじは面白そうだし、読んでても面白くなりそうだなぁと思うんだが、詰め込み過ぎと言うかとっちらかってる感があってそこが残念な気がする。
2023/10/22
うぇい
ちょっと話が複雑過ぎて自分みたいなロートル読者にはついて行けない感じでした。×3の元刑事の探偵が主人公の軽ハードボイルドと見せかけて、組織の抗争と警察内部の争い、前世紀の爆弾テロの問題とか沢山盛り込まれていました。 組織の狙撃手としてリークルートされる女性とかの部分が、自分にはリアリティーが感じられないように思いました。
2022/08/09
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