覆面作家は二人いる 新装版 (角川文庫)
覆面作家は二人いる 新装版 (角川文庫) / 感想・レビュー
紅はこべ
新装版で高野文子のカバー、挿画を見ての衝動買い。高野さん描くお嬢様はちょっと年上に見える。格闘技の強い美少女って、少女漫画や新井素子好みのキャラ。巻頭作の被害者は言わずもがなのことを言ってしまった。
2019/08/03
三代目けんこと
非常に複雑なお嬢様との、ほんわかミステリ。続きを楽しみたい。
2020/08/28
hiro
『中野のお父さん』『円紫さんと私』シリーズと、北村さんのシリーズ作品を読んできたが、このお嬢様探偵の『覆面作家』シリーズも気になり読んでみた。まず探偵役のお嬢様探偵のキャラクター設定に期待していたが、先に読んだシリーズとはまったく違う外弁慶の個性的なお嬢様が面白く、日常の謎解きでもコメディタッチでしかもテンポもあり、今まで読んだ北村作品のイメージとは違った作品だった。ホームズ役が女性、ワトソン役が男性という作品も多く読んできたが、屋敷の内と外でこれほど極端に違う探偵に出会ったことがなく面白く読めた。
2023/11/17
ひろ20
ユーモアいっぱいのミステリで面白かった。一番の魅力は、新妻千秋 弱冠19歳の女の子。 『推理世界』編集部に原稿を送って来た所から物語が始まり、編集者 岡部良介が自宅に行くと執事もいる豪邸に暮らす可憐な美貌のお嬢様だった。このお嬢様は自宅の敷地から一歩踏み出すと別人格のようになり、日常の謎も難なく解き明かすスーパーウーマンでした。覆面作家はこのお嬢様のペンネーム、性は覆面、名は作家。第二巻へ
2022/05/26
はるき
深層のご令嬢の正体は、スーパー内弁慶な天才探偵。上品な描写が嫌みのかけらもないのが流石の妙技。時代が移り変わっても、全く色褪せないのは名作の証。
2019/06/17
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