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九十九怪談 第十夜 (角川文庫)

九十九怪談 第十夜 (角川文庫)

九十九怪談 第十夜 (角川文庫)

作家
木原浩勝
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-05-24
ISBN
9784041081952
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九十九怪談 第十夜 (角川文庫) / 感想・レビュー

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p.ntsk

筆者が伝え聞いたあるいは経験した99話の実話怪談を集録。見開き1ページの分量なのでサクサク読めます。大きな事件というより日常の中の出来事を余分な煽りや解釈なく語っています。因果関係不明、起承転結なくオチもなし。怖いものから不可思議なもの思わず笑ってしまうものまで様々。ホンマでっか?というのもあるけどそんなものも含めて面白い。いかにもな設定や雰囲気じゃない日常のひとコマ明るい日の光の中で展開される話の方がかえってゾゾっとします。最後の連続エピソードの「おじいちゃん」すごかった。[共読反映の為登録]

2019/07/15

坂城 弥生

最後のほうの「おじいちゃん」というタイトルの一連の話がシリーズ通じて一番好きな話だったかも。

2021/01/18

シン

★★☆☆☆ あとがきでも少し触れられていたが、 こわいではなく不思議な話がほとんど。 それはそれで怪談なのだと思うが、 こわい話をもとめて読んでいる部分が少なからず というか多分にあるのよね。

2019/07/13

クナコ

初読。「新耳袋」に続いた「九十九怪談」シリーズもついに最終巻。内容は良くも悪くもこれまで通り。心なしか暖かい話が多かった。昔馴染みの怪異、身近な人が出た話、知り合いと怪異の関わりなどの話が強く印象に残った。個人的には「新耳袋」の章立てによる分類よりも「九十九怪談」の一挙羅列形式の方が身構えずに読めた。しかし読み終えてみれば、また「新耳袋」の1巻から読もうかと思ってしまうのだから、私も好きだなあと呆れる。

2019/06/12

あーびん

シリーズ完結巻。「トントンお化け」読んでて思い出したのが、うちの祖父母の家もトイレに入っていると正面にある階段から誰かが降りてきてノックされることがよくあった。そもそも2階は普段から使っていないし、ドアを開けても誰もいない。もう慣れっこだったので怖いとも思わなかったけれど、座敷童でもいたのかなぁ。

2019/05/29

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