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猫には推理がよく似合う (角川文庫)

猫には推理がよく似合う (角川文庫)

猫には推理がよく似合う (角川文庫)

作家
深木章子
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-08-23
ISBN
9784041083161
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猫には推理がよく似合う (角川文庫) / 感想・レビュー

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aoringo

猫とミステリの掛け合わせに惹かれて。論理的で意外性もあり最後はきちんと着地した。読み始めは話しをするスコティが可愛くてどんどん読み進めるけど、ラストは思っていたよりビターな終わり方だった。詳しく語るとネタバレになりそうなのであまり書けない。読後何だか可哀想な気持ちになったけど、動物が好きな人に悪い人はいないと信じたい。

2020/04/16

ぶんこ

う〜ん、猫好きとしてはスコティのような猫とお話しできたら最高なので、途中まではとても楽しめたのですが・・・2転3転する展開はミステリーとしては面白いのですが、私はミステリーよりも猫と人とのほっこりを期待していたようです。スコティ、本当のことを教えてといいたい。

2020/07/24

坂城 弥生

喋る猫のお話(?)。猫によるミステリーでした。

2022/07/04

うまる

美猫のスコティとミステリ談義をするのが楽しいお話。と思っていたら、終盤の展開がすごくてとても面白かったです。スコティがミステリネタについて「あれってどこが面白いの?」って聞いてくるのが可愛いんだけど、ミステリ好きには痛いとこ突いてくる感じで笑いました。時刻表ミステリに関しては同意見だなぁ(笑) スコティが考えたミステリも良くできていて楽しい。良い意味で思ってたのと違うミステリで、すごく好みだったので読んで良かったです。猫好きミステリ読みさんはぜひ。

2020/09/15

geshi

読むごとに何処までが虚構(妄想)か分からなくなる不思議なストーリー展開。第一部は法律事務所に持ちかけられるトラブルが地味に続くが、しゃべる猫から現実を元にしたにフィクションの形で問題が提出され、推理と検証に徹する純ミステリー空間へと変貌する。多重推理に対する否定の論理が考え抜かれていて、布石がバシバシ嵌っていく快楽を味わえる。そして〝意外な犯人”が明らかになった後、更にもう一捻りして妄想と現実が入り混じり、猫のミステリとに着地するのが小憎らしい。

2019/10/19

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